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ほんまにオレはアホやろか (講談社文庫 み 36-16)

ほんまにオレはアホやろか (講談社文庫 み 36-16)

ほんまにオレはアホやろか (講談社文庫 み 36-16)

作家
水木しげる
出版社
講談社
発売日
2016-04-15
ISBN
9784062933698
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ほんまにオレはアホやろか (講談社文庫 み 36-16) / 感想・レビュー

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おか

アメリカに行って2年になる娘家族五人の中で たった一人 ずっとアメリカに住みたいと言っている小4の孫息子 これがこの表紙の男の子にそっくりなので 本人にも読ませたいと思って購入。ご存知水木しげるの子供時代から1978年迄の破天荒な生活を書き綴った物。まだ彼には早いかなぁと思いつつ いつか読んで欲しいと思い 向こうに送ることにした^_^日本に帰って来ても あほだ!と言われることを恐れずに 自分の道を進んで欲しいなぁ まぁ 娘は 今は良いけど日本に帰って来た時 頭をかかえるかもしれませんが 笑

2018/03/17

五右衛門

読了。戦争マンガは以前に読んだことがあったのですが読み物としては初めてでした。以前から変わった人柄とは聞いていたし朝ドラでも見ていましたが改めて読むとそんなに変わってはいないような気がしました。しかも栞の代わり?に「好きなことを 頑張りなさい」と書いているものが挟まっていました。本棚の最前列に飾っています。本物とはこのようなヒトの事を言うのでしょうね。

2018/01/29

Pー

水木さん、貴方は“アホ”じゃないですよ。確かに高校受験で落ちまくったけど、実に沢山の本を読んでるじゃないですか。哲学書から心理学、宗教学、美術・芸術等々といった心の学問に大きな関心を持った幼年期から青年期を過ごす。戦時には激戦地ラバウルに行って片腕をなくしながら現地の女性に惚れたりといった実に数奇な人生経験を送る。そして戦後は、紙芝居作家から貸本漫画作家、そして有名な妖怪漫画へと絵と物語を描くことに命を懸け、あの「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズまでの苦闘の半生を語った自伝書。読んで退屈しません!

2016/10/13

まめ

『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの水木さんの自叙伝。私自身、妖の類が大好きなので水木さん自身にも興味が湧いて読んでみたが、まさかこんなに飄々とされている方だとは!まともに卒業したのは小学校のみで、学校でも軍でも働き始めてからもアホ扱いされていた著者。だが当の本人は、それを気にかけるでもなくやりたいことをやっているのがまずすごい。それに、戦争経験も含め壮絶な出来事に巻き込まれまくりの人生なのに、まるで普段の日記のような軽さでサラッと書いていて、最初から最後まで一切の悲壮感がない。すごい。この人はすごい。

2018/04/10

シンジ

とんでもない激動の時代を、それも片腕なしで生きてきたというのに、悲壮感を微塵も感じさせず、軽いタッチで語る水木しげるさん の自伝。おおらかで人間味溢れる水木さんに一発で虜になってしまった。今の自分も いくつもの地域役員をさせていただき、それなりに厳しい立場に晒されているけど、水木さんに比べたらと、勇気をもらえた。水木さんのような前向きで、ポジティブに人生を歩んで生きたい。死地をさまよった時に、最後に頼れるのは自分だけというのは心に染みた。

2018/02/27

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