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万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫 ま 73-10)

万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫 ま 73-10)

万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫 ま 73-10)

作家
松岡圭祐
出版社
講談社
発売日
2016-08-11
ISBN
9784062934749
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万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫 ま 73-10) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

のっけから悠斗と莉子の別れのシーン!大好きなシリーズの最終巻、んなはずあるわけない!相変わらず蘊蓄やレア豆知識をバンバンぶっ込んできます。世界の宝、ムンクの叫びが盗まれ、しかも4分割に破られた!それが事実なら、なおのこと世間に知られるわけにはいかない。無かったことにするため伝説の絵画修復家、更にはパーツが見つからなかった場合の為にあの「本物を作る」天才贋作家さえも巻き込む世紀のバックレを企む関係者達。面白くない訳がない❗更に私を小躍りさせたのは、オールスター大集合です!明るい未来にBe Happy‼️🙇

2019/10/08

Yunemo

凜田莉子、2010年4月に登場し2016年8月に姿を消すことに。6年以上も追っかけてたんだ。それ以前に岬美由紀を追っかけてもいましたが。いろんな薀蓄・トリビアのために物語が継続してた、そんな感じもして。でもいろんな場面に最終章の種が植えつけられていた、との解釈で。本作、いろいろ煮詰め過ぎて逆に上滑りしてしまったのかも。結局、過去に登場した人物との係わりが、今の莉子に成長させているのかな、そんな書きっぷり。それにしても自身の心の内を解き明かすのは難しい。素直な想い、ここから始まる思考展開、心躍らされました。

2016/09/17

さばかん

危うく晩節を汚しかけたQシリーズ、見事大団円。当初は最終的に蚊帳の外に追いやられていた小笠原も、とうとうカッコよくラストに割り込むまでに成長した。最終巻も面白かった。こういう物語は貴重なんだよなぁ。めどがついたって言ってるのに、バトンタッチとはなんだかなぁって思ったけど、家庭を持ってしまったんじゃ仕方ないね。水鏡も悪くないんだけどやっぱQが良いんだよなぁ。そんな私にとって朗報なのが、αシリーズ続刊の可能性が示唆されたこと。頼むあと一巻だけでいいからαの話を書いてくれ。さすれば私は安らかに眠ることができる。

2016/08/23

みかぴょん

今回も さすがの莉子。最初は小笠原との関係のギクシャク。おいおいって突っ込みたくなる感じ 途中からムンクに引き込まれて一気に読了。後半 同窓会みたいにいろんな登場人物。探偵の鑑定みたいに。何か嬉しくなっちゃった。ハッピーエンドで良かった。

2016/09/12

hiro

『万能鑑定士Q』シリーズ9冊と『探偵の鑑定』は既読。松岡作品のヒロインたちと、過去の事件簿で莉子と対決して敗れた華蓮たちも登場するなど、今回も『探偵の鑑定』に引き続き、松岡作品のオールスターキャストが登場する作品となっている。今回ももちろん「ムンクの〈叫び〉」の真偽を巡って莉子はコピアと対決するが、最大の注目は、ネタばれの表紙からわかるように莉子と探偵になった小笠原との恋の行方。これからは『水鏡推理』と並行して、未読の『万能鑑定士Q』シリーズのコンプリートを目指す。

2017/01/07

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