大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26)
大江戸妖怪かわら版 (6) 魔狼、月に吠える (講談社文庫 こ 73-26) / 感想・レビュー
りゅう☆
鬼火の旦那と区別するため女性に変身した修繕屋が大江戸に遊びに来た。渡来船見物で雀は百雷の妹初花と出会う。人狼の雌は人型しかなく体が弱い。心配症で兄馬鹿な百雷の好感度UP。また雌雄同体佐保風と鬼火の旦那を訪ねたらまさかの知り合い。しかもあの旦那が佐保風の世話を焼きまくり。佐保風って一体何者?!藤十郎が修繕屋にべったりにニンマリ。そして魔狼により門が開かれ災厄がやってきた。百雷を含む犬の眷属の男だけ変貌。騒然となる大江戸は大丈夫なのか?!だが佐保風と初花お見事!!雀が初めて呑んだ初春風、私も呑んでみたいなぁ。
2018/12/20
キラ@道北民
シリーズ第6弾。今年も夏に続きが手に取れて良かった。相変わらず大江戸のご飯は美味しそう。雀の食事を体の細胞全部で美味しいと受け止め、エネルギーに変えられる体が羨ましい。お酒も香りの描写が細かく飲みたくなった。新たなキャラクターも登場し更に賑やかになった大江戸。次回の展開が楽しみです。
2016/09/05
TANGO
新しいメンバーを加え、大江戸観光を満喫。異形の話なのに、本当にストレートに心に響く物語。喜びも悲しみも生きる糧。大事なことはここにもある。
2016/08/20
た〜
大江戸、大浪花以外も地名が大〇〇なのって、ポリシー?それともただの手抜き? (閑話休題)これで終わってしまうのか(涙)新キャラも登場してますます賑やかになって来たのに・・・
2016/08/24
たかぴ
この世界観を破綻なく作り上げる著者の力量が素晴らしい。妖怪の世界な上に日本を飛び越えて欧州の世界もあるんだよ、と描かれている。感情を失わずに苦しさや悲しさなどの負の感情を認めることの重要性が書かれていた箇所があったが、様々な知識を本で得るということは、どうしても表面的な判った気になる状態に陥りがちなので常に頭の隅に置きながら読書ライフを引き続き楽しみたい。あと1冊でこの世界を堪能する事が出来るのも終わりだと思うと寂しい。どうもありがとうございました。
2019/11/06
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