青春の門 第八部 風雲篇 (講談社文庫 い 1-83)
青春の門 第八部 風雲篇 (講談社文庫 い 1-83) / 感想・レビュー
aloha0307
北方領土問題の本質が見てとれる。ソ連🇷🇺も日本も表向き対立しているように見えながら、大国の既得権益を守るためにいつも取引をし、協力している(現状を追認)。さらには、モスクワとシベリアの対立もある🖌️
2022/07/30
つちのこ
第九部を読み終えレビューをアップしてから、八部の登録忘れに気づく。 講談社文庫版 2017.2.10読了
2017/02/10
ちゃま坊
舞台は1960年代。信介たちが密入国したソ連の体制は一枚岩ではなかった。そこにはシベリアに強制連行されたウクライナ人やアジア系ソ連人の兵士に不満の声が広がっていた。それは極東シベリア独立運動につながろうとしている。この小説が書かれたのはソ連崩壊後の1993年で、読んでいる自分はウクライナ侵攻の2022年にいる。振り返るとソ連の内部の問題はずっと昔から尾を引いているような気がする。信介の女性遍歴は毎回同じパターンで、いつも女が誘い男が受け身。織江の心情を思うと襟子やアニョータの存在は面白くない。
2022/06/14
でんちゅう
五木寛之さんと言えば「青春の門」。風雲篇は読んでないことに気づき、読み終えた。物語はロシアに飛んで、信介の冒険談が手に汗握る展開だ。筆者の筆さばきに翻弄される。常に新しい気持ちで読めて、感性の素晴らしさ、人間の心意気がストレートに伝わってくる。ページをめくるのが楽しくて仕方ない。登場人物は生き生きとしていて、青春の輝きは失われない。老いてもなお、心は若い!五木大先生!
2021/10/08
takachan
初読み。なんか風呂敷を広げすぎてるような気もする。迷走状態よりマシかな。とりあえず、第九部を待つ。kindle
2017/08/01
感想・レビューをもっと見る