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イコン 新装版 (講談社文庫 こ 25-48)

イコン 新装版 (講談社文庫 こ 25-48)

イコン 新装版 (講談社文庫 こ 25-48)

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
2016-11-15
ISBN
9784062935067
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イコン 新装版 (講談社文庫 こ 25-48) / 感想・レビュー

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drago @竜王戦観戦中。

これぞ警察小説!◆真犯人はすぐに読めるが、そこに至る過程を十分楽しめた。安積とタメ年・速水の即席コンビが特に良かった。 ◆相川渡には重い罰が必要。死んでくれてもいい程。 ◆「アイコン」は、宗教画「イコン」が語源? パソコン通信って、インターネットとは違う物だったんだ…。 ◆一つだけ解せなかったのが、アイドル「有森恵美」。誰もその容姿を拝んでないのに、人気が沸騰するという設定はさすがに有り得ないと思う。 ◆やけに詳しいアイドル論が語られると思ったら、今野さんはガチのアイドル好きだったのね。(^^; ☆☆☆☆

2021/09/08

ノンケ女医長

「イコン」って何だろうと思いながら読んだ。事件の無残さから「遺恨」と思った。1995年当時は、確かに得体の知れない不気味さは多くあったし、危機意識も乏しい世相だったような。イコンの向こう側に広がる無限の世界は、今では日常なので、少し懐かしく感じる描写もあった。今作では、家庭に悩む警察官の描写が生々しかった。実の息子でさえ、まるで職場にいるかのような言葉でしか、声かけできないんだと悲しくなった。崩壊寸前で危機を回避できたようだが、45歳の宇津木真警部補は、息子、娘、妻との関係をさらに修復できるんだろうか。

2023/01/03

かいちゃん

初音ミクってこういう感じなのかな。途中から結末はばれていたけど、こういう題材は初めてだった。おもしろかった。

2018/10/23

ひさか

1995年10月講談社刊。1998年8月講談社文庫化。2016年11月講談社文庫新装版刊。安曇班海南署シリーズ2作目。今野さんのネットアイドル論が面白い。パソコン通信全盛時代が書かれていたのも興味深かった。登場する安曇班は東京湾臨海署シリーズにかなり近いが、時代と相まって古色が感じられた。

2018/03/04

那由多

安積班シリーズでは『蓬莱』に似たタイプでした。お留守番組の村雨・桜井の出番が少ないのは残念だけど、速水さんが一緒に捜査してます。ページ数の割に事件は複雑ではないし、誰かの内面に切り込んでいる訳でもないが、冗長に感じず集中して読める。少年課の宇津木さんの家庭が、上手く機能していきそうなので嬉しくなる。

2019/12/02

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