駐在刑事 尾根を渡る風 (講談社文庫 さ 98-2)
駐在刑事 尾根を渡る風 (講談社文庫 さ 98-2) / 感想・レビュー
はつばあば
殺伐としたこの世の中に警察と言う機構が悪を象徴するのか、はたまた、8千万以上のお金を盗まれる間抜揃いか・・。なんて巷の噂に流されないで、江波さんは今日は非番でプールと山登り。捜査一課などと花形でいても「人」としてどうなんだろう。所詮その場限りの駐在さん・・でなく奥多摩の住人と土地と山に魅せられてしまった江波さん。今日も今日とて住人の要請を受けて山の中へ。大きな事件になるかもしれないのを未然に抑えるような駐在さんのお仕事。自然が人を癒す。決して夜のネオンが安らぎを与えてくれるものでは無い
2017/05/11
goro@80.7
奥多摩駐在所シリーズ第2弾。すっかり相棒となった犬のプールとともに事件に当たる。トレランまで始めた江波所長はすっかりなじんで奥多摩の警察官と云うよりは相談役。罪を抱えて生きるよりはそこから救いたいと行動する江波が良い。奥多摩湖って綺麗なんだよなぁ~。先月は雲取山へ行ったから次は鷹ノ巣山へ登って水根へ降りようかと本を閉じました。このシリーズ再開して欲しい。
2019/06/06
達ちゃん
このシリーズ、ミステリーなんだけど癒されます。今回も奥多摩の山を思い浮かべながらの読了です。
2019/03/27
坂城 弥生
短編集。
2021/11/01
幹事検定1級
駐在刑事の続編、楽しく読ませて頂きました。奥多摩のとある駐在所長の日常を描く物語。私自身、某業界新聞のコラムでも紹介して頂いた低登山部というサークルを運営しているので、東京神奈川の山歩きは大好きです。その奥多摩での主に登山をテーマにした事件や事故なので情景を浮かべながら読んでいました。続編を期待しますし、駐在所長の恋の行方も気になります。図書館でお借りした本なので後日購入して本棚に入れようと思います。(図書館本)
2017/01/27
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