新装版 漂泊の楽人 (講談社文庫 う 5-52)
新装版 漂泊の楽人 (講談社文庫 う 5-52) / 感想・レビュー
新地学@児童書病発動中
ひさしぶりに読んだ浅見光彦シリーズ。静岡で男性の死体が発見されたことをきっかけに、残酷な次々の殺人事件が起こる。その背景にあるのは規模の大きな金融詐欺事件だった。ワープロが事件の重要な小道具になるところが面白い。時代を感じる設定だが、ワープロに秘められた謎を解く過程はスリリングだった。内田さんの他の作品と同じように民俗学的な要素が取り入れられていて、その点が一番惹きつけられた。越後獅子や瞽女が現代の殺人事件と結びつき、独特の哀感を感じた。
2018/07/03
Taka
浅見光彦シリーズ。スッキリまとまったストーリー、サイズ感。内容も充実。満足満足。
2019/09/23
十六夜(いざよい)
白砂が美しい、沼津の千本浜海岸に漂着した男性の死体。被害者の妹・肇子は、死の直前に兄から託された秘密の解明を、浅見光彦に依頼する。だが今度は、奇妙なダイイングメッセージを残し、母が刺殺されてしまう。背後に、巨額投資詐欺事件との関連を察知した浅見は、謎に導かれるように新潟・月潟に向かう。ワープロをギリギリ知ってる世代なのでそれなりに楽しめたが、最近の若い子が読んだらちょっと置いてかれてる感じがするんだろうか?ストーリーは敵がはっきりしてる分、分かりやすくて楽しめた。
2019/08/17
mim
う〜ん、時代を感じる。
2016/11/24
norio sasada
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/4ec2bfe30e013dec78ff2995e6eb0571 https://note.com/norio0923/n/nd94991088142
2023/10/15
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