邪悪(上) (講談社文庫 こ 33-43)
邪悪(上) (講談社文庫 こ 33-43) / 感想・レビュー
さぜん
やはり順番に読むべきだった…事故死と思われ現場に到着したケイにルーシーからのメール。そこには隠し撮りされたルーシーの姿が。不穏な場面から始まるが、ケイが撃たれたこと、邪悪な殺人鬼キャリーの存在など情報不足なまま読み進める。FBIを徹底的ににこきおろし、相変わらず自分の意見を曲げないケイにイラっとしながら、事件が向かう先を知りたいと思ってしまう。下巻へ。
2024/07/23
ひめ
年に一度のお楽しみのはずが、どんどん期待外れになっているけど、いつものメンバーに会えるのはうれしいという複雑な心境です。事件が起きているんだけど、それにはほとんど触れず、ケイの疑惑に。いったい何なの?何がどうなっているの?がんばっている人の足をひっぱるのがFBIなの?事件とどう関係あるの?これらがすべて下巻の解決するのかなぁ。夫婦であっても話せないことがある。そんなのってしんどいだろうなぁ。愛しているのならなおさら。
2017/01/09
Yunemo
毎年末年始の恒例として。検屍官としての活躍の場を感じたいのに。本編では、17年前の映像と前作品の解明に重きが置かれ、思い出すのに躊躇して。検屍とは、自分の目で見、触れ、聞く、嗅ぐはずなのに、この部分が薄れてきてるのが原因?何かいる、何かある、何かの気配を感じる、この世界とは違うはず。シリーズとして捉えなければ、新しい分野としてもっと身近に感じられたはず。何故にスカーペッタがこの世界に入っていくの。文中に唐突に出てくるデータ・フィクション、不思議な世界。ルーシーの魅力をもっと表わしてと、下巻に期待を込めて。
2017/01/03
ヨーコ・オクダ
前作で、脚を撃たれたケイは完治していない状態で仕事に復帰。ハリウッドの大物映画プロデューサーの娘らしき人物の死について調べなければならないのに、ルーシーの非常事態用電話から送られて来た謎の映像によって、目の前の仕事に集中できないケイ。公私で言えば「私」を優先したと指摘されかねない勢いでルーシーの家に駆けつける。ルーシー自体は無事であったが、家中がFBIによって引っ掻き回されていた!?彼らの目的は?キャリーの仕業か?いや、そもそもFBIはキャリーの存在をどう認識しているのか?下巻へ…
2022/03/01
ひさか
2016年12月講談社文庫刊。シリーズ23作め。シリアルキラーのキャリーの事件が続くのですが、ものすごく冗長です。おそらく、先に本の厚さが、決まっていたんだろうと思います。このシリーズはいつもこの分量です。
2017/03/02
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