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双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫 し 111-2)

双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫 し 111-2)

双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫 し 111-2)

作家
周木律
出版社
講談社
発売日
2016-12-15
ISBN
9784062935487
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双孔堂の殺人 ~Double Torus~ (講談社文庫 し 111-2) / 感想・レビュー

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W-G

デビュー作だけ読んでだいぶ時間が経ってしまった。正直な感想としては微妙。眼球堂のような、死に方や発言でのデコラティブな部分は、数学話だけに留まり、語り手が刑事になったことで、捜査として人物と関わっていくため、全体的に地味。十和田が冒頭から犯人宣言するのも、白旗上げるのが早すぎて違和感。館物というジャンルが定着して以来、要はちょっと分かりづらい抜け道があっただけ、というオチの作品も多く出版されてきたが、この作品もその範疇。飯手真央の名前の意味だけ理解出来なかったので、答えを教えてくれる方募集。

2019/03/02

gonta19

2017/9/27 Amazonより講談社の書籍・雑誌【最大50%ポイント還元】にてDL購入。 2019/9/19〜9/22 堂シリーズ第2弾。位相幾何学をテーマに、ダブルトーラスと呼ばれる館で起こる2つの密室殺人事件。犯人として捕まえられるのは、なんと十和田只人!数学の話は難しいが、名前にちなんだトリックは面白い。次作以降も楽しみである。

2019/09/22

セウテス

【堂シリーズ】第2弾。東京近郊の湖の湖畔に、双孔堂と呼ばれる鍵の様な形の建物が在る。この双孔堂に集まった数学界の人物の1人と家主が殺害され、十和田只人が容疑者として逮捕される。前作で登場した謎の建築家の作品のひとつというテーマは、わくわくさせてくれる。今回初登場の宮司警視、現代のミステリでは警察関係者を仲間に入れる事が、物語のスムーズな展開になるのは仕方ないと思うが、前作のワトソン役と比べるとインパクトが薄く感じて仕舞う。シリーズ化を考えた時の発想だろうが、トリックも展開も謎解きという程ではないのが残念。

2021/03/07

ちーたん

★★★☆☆堂シリーズ第2弾。前作の主人公である放浪の天才数学者・十和田只人が逮捕されるという衝撃の冒頭。容疑はダブル・トーラスという建物内で起きた2名の殺人容疑。本人はあっさり容疑を認めている。十和田のファンである妹にサインをねだられ現地に向かっていたキャリア警察庁の郡司は事件関係者に話を聞いていくのだが…第1弾は割と読みやすかったけど、本作はあまりにも専門的数学知識のディスカッションが多く、言ってる事もちんぷんかんぷんで結構流し読みしてしまった😅本格ミステリではあるんだけど、人選ぶシリーズかも。

2019/12/09

yu

Kindleにて読了。シリーズものと知っていたのに、何故か二作目から読むという失態。まあ、いっか。とういわけで、数学だらけのお話に頭がおかしくなる寸前でしたが、ストーリーは好きだった。

2019/05/03

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