しょっぱい夕陽 (講談社文庫 か 142-1)
しょっぱい夕陽 (講談社文庫 か 142-1) / 感想・レビュー
ももんが
★★★☆☆48歳の男女五人の物語。48歳のことを「桑年」ということを初めて知りました。たくさんの人生経験を積んできて心に余裕がある大人というイメージですが今の現状に悩み、苦しんだり、傷ついたり・・・それでも前を向いて進んでいく姿に励まされました。きっと同世代の方が読んだらもっと共感出来るじゃないかなと思います。
2017/02/16
☆(´(ェ)`)☆
自分も40代。酸いも甘いも知ってる?!考え過ぎ、悲観し過ぎ、現実逃避、勘違的な人が勢揃い(笑)良くも悪くも可愛らしく見えちゃった。当の本人は真剣だからね。私も何か勘違い野郎になっていないか不安になる(;^ω^)あっさり面白く読めました
2021/01/27
風人
重複買いしてしまい、またやったなとページをめくる内に再読。48歳という年齢の男女の人間模様の短編集。老後が気になる歳に差し掛かる頃かな。物語はそんな面々を優しく綴っています
2019/06/30
Natsuko
神田茜さん2冊目。「母のあしおと」では、正統派文学をじっくり味わえたが、本作は少々テイストが違った。設定にひねりがあって、飄々とした語り口。奥さんの浮気に気づいていながら何も言えずギターを練習し始めたり、仕事も家庭もうまくいかず空元気とダジャレでごまかしながら編み物にはまる男性…応援したくなるしょっぱい人生が詰まっている。
2019/03/17
miwapicco
同世代のお話、ちょっと痛かったり、迷いだらけの姿が無茶苦茶リアルで、そして1話目が何か琴線に触れまくって号泣、大変なことになった、、 すばらしいお話集ヾ(*´∀`*)ノ元気でたし。
2017/03/14
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