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誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで (講談社文庫 た 58-4)

誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで (講談社文庫 た 58-4)

誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで (講談社文庫 た 58-4)

作家
高田文夫
出版社
講談社
発売日
2017-03-15
ISBN
9784062935678
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誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで (講談社文庫 た 58-4) / 感想・レビュー

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ツバメマン★こち亀読破中

東京の笑芸の生き字引、高田センセイが観てきた芸人たち。小学生のとき、森繁の家で柿や栗を盗んで本人に追いかけられた(笑)…なんていうエピソードからして、センセイの将来はもう決まっていたのですね!やがてたけしと運命的に出合い、オールナイトニッポン、ひょうきん族など今に繋がる笑いの革命を次々に起こしていく。後書きでクドカンが言うように、自分の笑いの嗜好はすべてセンセイの影響によるものだなと思いましたよバウバウ。

2017/03/24

katoyann

有名な放送作家による芸能エッセイ。回顧録のような評論エッセイだろうか。隣近所に住んでいた森繁久彌からビートたけしまで、幅広い芸人が紹介されている。由利徹やてんぷくトリオなど、私が幼い時には大分歳を取っていたか、解散しているお笑い芸人の話は分からないところもあるが、面白く読めた。売れる前のビートたけしは、道端に落ちていたコロッケを食べるほど貧乏だったのだとか。彼が人気を博すきっかけは伝説のラジオ番組、「オールナイトニッポン」のDJを担当したこと。東京の芸人に関するエピソードが逐一面白い。

2022/01/14

浅香山三郎

ひさしぶりの高田文夫さんの本。大衆藝能の時評シリーズもよいが、本書のやうな体験的「笑芸」60年史といふ、高田センセイと笑芸人たちとの交流を軸にした自伝と評伝を兼ねたものも楽しい。第3章は、自伝的「東京笑芸論」。大阪の笑いや、漫才ブーム以降は、しばしばまとめた本もあるが、東京について高田氏の子ども時代からの体験的回想は、そのまま通史的な意味合いもあり、時代感覚を得る上でも興味深い。高田氏が業界の人となつてからの、放送作家としての体験談も貴重な証言である。

2019/09/09

けん

★2.5

2019/02/11

0607xxx

高田センセイによる芸論は、どれも楽しく気楽に読める。大病から復帰され、今でも早口で元気にラジオをやられている高田センセイには、まだまだ多くの芸論を語っていただきたい。

2017/04/17

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