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リバース (講談社文庫 み 67-1)

リバース (講談社文庫 み 67-1)

リバース (講談社文庫 み 67-1)

作家
湊かなえ
出版社
講談社
発売日
2017-03-15
ISBN
9784062935869
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リバース (講談社文庫 み 67-1) / 感想・レビュー

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カメ吉

まさかの結末でした。まさに最後の1行って感じでした。最初は何かよく分からない作品かな?って思いましたが段々と引き込まれてしまいました。予想以上の内容で面白かった。あと『クローバー・コーヒー』のコーヒーの描写がたまりませんでした!

2017/03/29

ehirano1

最後は、“そうかなぁ(違うんじゃない?)・・・・・”というのが当方の感想でしたが、解説を読んで、タイトルの意味と隠されていた意味に(良い意味で)唯々脱帽するばかり。こんなに奥が深いとは・・・・・。

2019/02/09

hit4papa

親友の事故死の責任という十字架を背負い続けている主人公。一通の手紙から、親友のこれまでをひもとき始めます。親友の事を何も知らなかったと悟った主人公は、彼の生い立ちを知るうちに辛い現実に向き合います。この無色透明感のあるキャラクター設定が良いですね。事故死であることは確実であり、はたしてそこに謎が入り込む余地があるのかが興味の中心。主人公と恋人の関係については想定の範囲内で、おやおや、面白味のない話じゃないの...と思っていたら最後の一行でやられてしまいました。finishing strokeは大好物。

2019/06/08

ユー

湊かなえさんは、初めて読みました。「意外な繋がり」「意外な展開」。解説の最後、太字部分に納得。その先は、どうなっていくのか、想像するしかないですね。

2017/06/07

さてさて

『人間の質というのは、友人の数で決まるのだと、誰に言われたわけでもないのに思い込んでいた』という深瀬。『小学生の頃から、親友と呼べる友だちは一人もいなかった』という高校時代までを過ごしてきた深瀬。そんな深瀬が『人と人とのかかわりは、一直線上にあるわけじゃないってことがわかった』と気づくことになるこの作品。まさかの衝撃的な結末に、深瀬のこれからの人生に思いを馳せるこの作品。湊かなえさんらしく巧みに構成された物語が故に、全編に渡って漂うコーヒーの芳醇な香りが、いつまでも漂い続けるのを感じたそんな作品でした。

2021/09/12

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