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純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫 ひ 58-1)

純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫 ひ 58-1)

純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫 ひ 58-1)

作家
東川篤哉
出版社
講談社
発売日
2017-04-14
ISBN
9784062936309
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純喫茶「一服堂」の四季 (講談社文庫 ひ 58-1) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

同じ喫茶店ミステリでも、こちらは本格からの視線による「タレーラン」のパロディか。おそらく続編はないと思われるが、「カラット」の例もあることだし、ホームズの「事件簿」的作品を、作者にないものねだりしたいところ。それにしてもヨリ子さんの性格が豹変する理由は何だろう? なにせコーヒーだし。客の少ない「一服堂」がつぶれない理由も謎だ。印象に残ったのは、もちろん最終話。〇〇〇には笑いました!

2017/04/29

猿吉君

安楽椅子1作目、パターン的に有名なディナー系の謎解きが楽しめます。①しかしいちいち食器を割るのはちょっとなあ。②トリックはどれも楽しめましたが、最後のが一番凄い、いろんな意味で密室小説の最高峰じゃないでしょうか。③きちっと終わっているので続編無いと思ったらあるみたいです。④客観的に考えると凄い殺人が起こっているんですが、トリックの為のギミックとしてのものなので気持ち悪くならないです。⑤動機は全く気にしないでロジック重視。点数80/100→作者のファンなら安定して楽しめる小説、女性刑事が良い味出してます。

2022/11/02

カメ吉

初の東川作品はとても面白かった!『謎解きはディナーのあとで』の作者だと云うことは知ってましたがそれもドラマと映画のみでした。その印象から面白い予感はありましたが予想以上でした。4つ目の事件の話のトリック以上にこの作品全体のどんでん返しに騙されました。キャラもみんな最高でした。

2017/09/21

チアモン

短編でテンポが良くサクサク読み終えた。そんな人見知りでよく喫茶店の店主をやっていられるなぁと思ったけれど、未解決事件の話になると人が変わったようになるヨリ子さん。カバーのイラストにまんまと騙された。

2020/08/09

さばかん

面白いなぁ。相変わらず面白いなぁ。   ユーモアに磨きがかかっている。    憎たらしい仕掛けまで用意してあって小憎たらしい。    すっかり短編専門作家になってしまった著者だが、こんな面白い話を4つで一冊なんてもったいない。まぁこれはそれありきの連作短編集なんだからそれはそれで良いのだけれど。               是非とも長編、長編の新作を、私は待ち望んでいるのです。

2017/06/15

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