妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝 (講談社文庫 こ 73-31)
妖怪アパートの幽雅な日常 ラスベガス外伝 (講談社文庫 こ 73-31) / 感想・レビュー
そる
これは夕士が古本屋と世界旅行していた時にラスベガスに寄って、千晶先生とその仲間たちとお祭り騒ぎした、って感じでそれ以上のことはない感じ。外伝の後に入っていたみんなのその後、が良かった。ちょっと泣けた。人が減って、高校生だった夕士と秋音ちゃんも大人になってなんだか寂しくなった妖怪アパート⋯。その後も楽しくあたたかいアパートが続きますように。これでホントに最後!別冊2冊で振り返ります!「「小さな幸せを積み上げて、さあ、明日もがんばろうって。そういう生き方が、人間として一番正しく美しいんだと、俺は思う」」
2020/01/17
りゅう☆
夕士が初世界旅行の3ヶ月で洗礼受けた後、ラスベガスにある千晶の兄宅でお世話になることに。危険と隣り合わせの3ヶ月とは打って変わってセレブな生活を堪能。千晶とマサムネさんも渡米して一緒に過ごせて嬉しいね。日々リセットされ、リニューアルされ、成長する。千晶の言葉が深い。だからこそ、また明日頑張れると思える夕士が逞しい。そして世界旅行を終えた妖怪アパートのその後。画家がアラスカに移住、詩人の隣に並ぶことを決めた夕士は大人になったな~。夕士の小説家としての日々は充実してて、事故に遭ったチアキは今こそ歌うべき時で→
2019/02/25
た〜
妖アパ最後の最後の後日談。番外編的な短編ラスベガス編と後日譚的ショートショート集。いきなり話が飛んでるなーという気もしないではないが、面白かった。夕士くんは相変わらず嫁(千晶センセ)とも旦那(長谷クン)ともラブラブなようで。飯テロはやや弱めかな(直前に読んだかくりよの宿飯の影響?)。なっこ可愛い新キャラ登場なのにショートショート1本だけというのが残念。帯がラノベな表紙もどきバージョンしかなかったのが痛恨
2017/05/20
眠る山猫屋
もったいなくて、なかなか読みたくなかった・・・それくらい色々と吸収することの多かったシリーズの最終作。成長した夕士たち、変わりゆく妖怪アパート、昇華して去るクリとシロ。寂しさも禁じ得ないよ。本当に素晴らしい読書体験でした、子供たちに読んで欲しい!なっこも幸せになって欲しいな~。
2017/11/19
たるき( ´ ▽ ` )ノ
一気に読んできたこのシリーズ、とうとう本当に終わってしまった。夕士くん、とても成長したね!グランドキャニオンの景色、私も見てみたいなぁ♪
2018/07/05
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