因果 百万石の留守居役(九) (講談社文庫 う 57-26 百万石の留守居役 9)
因果 百万石の留守居役(九) (講談社文庫 う 57-26 百万石の留守居役 9) / 感想・レビュー
とし
百万石の留守居役「因果」9巻。国元に帰ってきた数馬さん、本人の知らぬ所で藩主綱紀と家老政長との思惑で又々新たな使命が下るし、やっと琴と婚姻するもどう見ても琴の意のままですよね、次巻はビシッと決め手欲しいですね。
2017/09/22
ジュール リブレ
綱吉の頃の江戸時代。幕府の威光は高く、歯向かうことなど許されないこの時代を描かせたら敵う人なしの上田秀人さん。本作は加賀藩・前田家の内情を書いてますが、シリーズ9冊目の本作は少し中だるみか?いやいや、それとも次回に向けた仕込みなのか。そう思いたい。初読の頃の感動が大いなるマンネリに変わりつつある印象なのだけれど、その安定感を打ち破る次作に期待したい。
2017/07/31
Koning
ということで参勤も終わり加賀へ帰還!というところでようやく祝言か?という個人ベースの話と相変わらず幕府との関係と周辺の藩の関係が〜という展開。しかし、因果に囚われたかのような何かが次々とってところでのこのタイトルなんでしょね。
2017/07/08
さく
数馬は越前福井藩に。加賀藩江戸屋敷には武田法玄一味が。佐奈も狙われている。数馬はこの難局を乗り切れるか。仮祝言を交わし琴を娶った。加賀藩のため、数馬は示された道を進む。琴の活躍も楽しみ!
2021/06/04
ガットウ
★★★3.7点。やっと数馬と琴姫が出会えて、本巻は楽しく読めた。しかし、又離れ離れになっちゃうんだろうか。
2023/07/05
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