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決戦!関ヶ原 (講談社文庫 け 19-1 決戦!シリーズ)

決戦!関ヶ原 (講談社文庫 け 19-1 決戦!シリーズ)

決戦!関ヶ原 (講談社文庫 け 19-1 決戦!シリーズ)

作家
葉室麟
冲方丁
伊東潤
天野純希
矢野隆
吉川永青
木下昌輝
出版社
講談社
発売日
2017-07-14
ISBN
9784062937160
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決戦!関ヶ原 (講談社文庫 け 19-1 決戦!シリーズ) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

決戦!シリーズ【関ヶ原編】七人の武将によって語られる関ヶ原の戦の裏話。東軍からは徳川家康、織田有楽斎、可児才蔵。西軍からは安国寺恵瓊、島津義弘、石田三成。そしてこの戦の勝敗の鍵を握ったと言われる小早川秀秋。日本の歴史場で最も有名な大戦を名だたる歴史作家さん達が様々な視点から描くという試みに大満足!作家さんが変われば、同じ人物であってもまったく違った人物像として描かれるんだなと改めて驚嘆!歴史的な背景の中で実際に何が起きていたかはもう誰も知り得る事はできないがこんな史実があったかも知れない浪漫を感じた。

2024/04/17

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

天下分け目の決戦関ヶ原を舞台にした競作短編集。家康が勝利し天下統一したという事実には変わりない。だが、あの戦いにそれぞれこんな背景があったのかもという視点があり面白い。伊藤氏の「人を致して」は関ヶ原前の家康と三成の間にそんな密約があったかもと思うと、決戦前のいろんな出来事がなるほどなぁと思えたりする。吉川氏の「笹を噛ませよ」で見せた井伊直政の漢気。木下氏の「怪僧恵瓊」で見せた安国寺恵瓊の命を賭した壮大な復讐劇。まさに怪僧。既読作家は三名で、ご新規さんが四名と新しい作家に触れる機会にもなった。★★★★

2017/07/27

ハサウェイ

日本最大の野戦である「関ヶ原の戦い」もちろん天下分け目となった戦だが、家康対三成の構造の印象が強いが、計15万人近く争った中から、七人の武将に焦点を当てて七人の作家が描く。それぞれの作家の文体や構成が違うので、一つ一つの物語が新鮮に感じる。

2017/09/15

キャプテン

★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1600年安土桃山時代─関ヶ原の戦い編】この書は、特定の武将が主人公なのではなく、「関ヶ原の戦い」が主人公にござる。天下分け目の大戦でありながら、まさかの半日で終結したその戦いとはなんだったのか。数多の人間の命が失われ、数多の英雄たちが現れては散り、数多の夢と涙に彩られた時代、戦国時代。天下とは、戦うということとは、今の日本がどうして日本なのか、先人たちが血を払って得ようとした答えと戦国時代。戦国の世の旅の終わりまであともう少し。最後まで決して目を閉じぬ。

2017/11/28

けやき

色々ありましてなかなか本が読めなかったのですが久々の読書。内容は関ヶ原に参戦した武将を様々な作家さんが描いたアンソロジー。よかったです!

2017/08/27

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