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シュークリーム・パニック (講談社文庫 く 43-5)

シュークリーム・パニック (講談社文庫 く 43-5)

シュークリーム・パニック (講談社文庫 く 43-5)

作家
倉知淳
出版社
講談社
発売日
2017-09-13
ISBN
9784062937580
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シュークリーム・パニック (講談社文庫 く 43-5) / 感想・レビュー

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短編集。だいぶ帯のアプローチに騙されてしまいました。最初の銀行強盗の話は良かったですがその他はミステリーというほどの謎でもないし、オチもどんでん返し的なサプライズは特になかったので期待していたほどの面白さではありませんでした。主人公が謎をとく時が大体理屈っぽいのでちょっとうざい感じもありました。

2018/02/04

mocha

くすっと笑える愉快な中編ミステリー集。「現金強奪作戦!(但し現地集合)」銀行強盗は周到に。「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」メタボ改善合宿でシュークリームが盗まれた?「強運の男」運が良すぎる男の不運。ちょっと奇妙な味。「通い猫ぐるぐる」猫に託された暗号とは…。ぐるぐるうずまきちゃんがとても可愛い。「名探偵南郷九条の失策」こんなにアンフェアなミステリーも珍しい。「夏の終わりと僕らの影と」謎解きのくだりが邪魔に思えるほど爽やかな青春もの。この作品がいちばん好きだった。

2019/09/24

さっちゃん

いろいろなテイストがつまった短編集。全体的に謎解き要素は薄めで、肩の力を抜いて楽しめる。ちなみに猫丸先輩の登場はなし。どれも違った面白さがあるけれど、『現金強奪作戦!(但し現地集合)』や『限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件』の真面目にゆるい感じが好き。『夏の終わりと僕らの影と』は青春キラキラストーリーで読後感が一気に爽やかになった。2冊が1冊にまとまって分厚いけれど、さらりと読める。

2020/09/06

チアモン

初読み作家さん。6つ短編ミステリーで構成されている作品。「限定販売特製濃厚プレミアムシュークリーム事件」が最高でした。テンポも良く、ニヤニヤとニヤケながら読む場面もあり楽しい読書時間を過ごすことができました。

2020/09/01

ばう

★★★ 6篇576ページという結構な厚みの謎解きミステリー。残念ながら猫丸先輩は登場しません。銀行強盗の話、それなりに面白かったです。シュークリーム事件は謎解きはそれ程でもなかったけどインストラクターの声だけが某通販番組の社長の声となっていつまでも耳に残ります。あとコンビニにスイーツ買いに行きたくなります。強運の男、これだけゾワッとするお話。通い猫ぐるぐるはほんわか。名探偵の話は明智小五郎を軽くパロディ?最後の高校生の話は前半は全くミステリー要素は無い爽やかな青春ものですがこれが1番好きかも。

2020/05/30

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