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信長の二十四時間 (講談社文庫 と 58-1)

信長の二十四時間 (講談社文庫 と 58-1)

信長の二十四時間 (講談社文庫 と 58-1)

作家
富樫倫太郎
出版社
講談社
発売日
2017-10-13
ISBN
9784062937849
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信長の二十四時間 (講談社文庫 と 58-1) / 感想・レビュー

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あも

著者の軍配者シリーズは面白く読んだが、これは残念。織田信長最後の二十四時間=本能寺。に惹かれたが普通に前後数ヶ月書いてる時点で微妙にタイトル詐欺のような。そして、肝心の信長。遠くだけ見て足下がおろそか過ぎる。部下の諫言もだいじょーぶだいじょーぶと根拠無く楽観視し、俺に意見するんじゃねー殺すぞこら…そんなダメ上司の典型かつ伝統スタイルの残酷非道な人物像で魅力皆無。もう一段裏もあるけど、黒幕=秀吉も今更すぎて面白みなし。何より、小説と言うより書き割りの台本を読まされてるのかな…と思う位、登場人物が生きてない。

2018/07/24

さつき

タイトルには信長が入ってますが、伊賀者の暗躍がメインの痛快な作品。忍者たちの騙し騙されが凄まじくて、手に汗握りました。この描き方だと、明智光秀がひたすら可哀想ではありました。

2019/05/23

キャプテン

★★★★★_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1582年/安土桃山時代─本能寺の編】「敵は、本能寺にあり!」で有名な日本史最大の謎多き事件でござる。陰謀を張り巡らす者、影の者、腹黒き者、それらが群像劇的として交互に入り乱れる展開は拙者を一切休ませてはくれなかったで候。この悪者おうるすたあの運命の一夜を軸として、日本が大きく変わっていくことになるのでござる。信長殿の存在は大きすぎた。「王」にこだわった一匹の獣が散りゆく様に、拙者はなぜか、「運命」と「時」の強大さを感じいって、ただ、強く、拳を握りしめた。

2017/11/15

如水

1582年6月、戦国時代の大変換期と言える出来事、『本能寺の変』。この本能寺の変にスポットを当てた話です。と言っても発生24時間前後の話では無いですが(第一部が4月)💧まぁ普通“本能寺の変を起こしたのは誰だ?”見たいな話で盛り上がるのですが、この話は少し違う。『本能寺の変はどんな形で起こったのか?』です。よって様々な説が有りましたが、『誰もが動機を持っていた』と言う感じで話が進みます。何故か?信長の天下平定後の未来図『絶対的な専制君主制』がキーとなってます。この歴史ミステリー、解いて見たく無いですか?

2018/10/06

優希

面白かったです。まさに24の世界が戦国時代で流れているようでした。本能寺の変が手に汗にぎるエンタメになっています。信長というより伊賀ものがメインと言っても良いでしょう。ちょっと光秀の扱いが雑になってるのが気になりましたが。

2023/04/02

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