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神の時空 貴船の沢鬼 (講談社文庫 た 88-42)

神の時空 貴船の沢鬼 (講談社文庫 た 88-42)

神の時空 貴船の沢鬼 (講談社文庫 た 88-42)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2017-11-15
ISBN
9784062937917
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神の時空 貴船の沢鬼 (講談社文庫 た 88-42) / 感想・レビュー

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ち~

《神の時空③》妹を救うため、貴船に向かった彩音たち。しかし、そこでは連続殺人が起き、貴船の神々が荒ぶっていた。隠れた神話の真相と連続殺人の謎を解く。橋姫を中心に貴船神社や丑の刻参りを深く掘り下げ、八咫烏の意外な姿も…いつもの事ながら、古文書にはそういう読み方があるのか!と驚くばかり。この世は怨霊が多過ぎる。今回の陽一くんの頑張りに拍手!あぁ、鞍馬寺に行きたい!

2021/06/22

とも

★★★★☆年明け早々大当たり。それは、登場するほとんどの地が私が生まれ育った、もしくは深く縁があるためで、従って多分に主観が入っている。とはいえその主観をのぞいても、過去の高田崇史作為品の中でも突出しているのではないだろうか。表題の貴船をテーマにとる作品はほとんどなく、鞍馬や上賀茂/下鴨神社、宇治と、京都を北に南に走り回る様は、あたかもダ・ヴィンチ・コードばりの迫力とスピード感。また細かな点まで正確なのは、地元民保証付き。もちろん歴史の解明も相当に深く突っ込まれ、その上ミステリーとしても最上級な作品。

2019/01/03

かつおさん

貴船に宇治に鞍馬ということで、相当、期待してましたが、いい感じでした。別の作家さんの宇治の橋姫、菟道稚郎子、水の神のミステリーを読んだばかりだったので宇治の背景は理解しつつ、玉依姫、瀬織津姫、高龗神の怨念や貴船と鞍馬の因縁、素盞嗚尊、大物主の話などかなり面白かった。殺人事件のミステリーもちゃんと面白かった。結局、傀儡師の六動佐助は、なんもしなかったのね、捜一の裕香が次作以降どう絡むのかも楽しみ。でも、巳雨ちゃんが一番強い! さぁ、次に進む!

2021/03/07

さばかん

京都の貴船神社。     玉依姫は聞いたことある。    展開はちょっとワンパターンであれだけど、歴史講釈は面白いのでまだ読み続ける。

2018/01/15

LUNE MER

神の時空シリーズ3作目であるが、本作にて本シリーズ初体験。QEDシリーズと同じユニバースであることは途中で判明するが、QEDシリーズの方は怨霊が実在するかどうかではなく、実在すると信じ、それが立派な動機にもなり得るという世界観だが、本シリーズは地の文で実在することが前提になっているし、それが視える人達が主人公。なので、事前知識もなくいきなりシリーズに突入してしまった私の困惑を推し量られたい。歴史ミステリーとしてのネタはQEDの焼き直し(復習)。とりあえず図書館で全部借りたので読む!

2020/08/11

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