反撃のスイッチ (講談社文庫 た 128-1)
反撃のスイッチ (講談社文庫 た 128-1) / 感想・レビュー
いつでも母さん
どんな理由が有ろうとも誘拐はダメでしょう。と、思いつつも大門作家だものそれだけじゃないと読むが、ん~ん、どうだろ・・現実は貧富の二極化が進む社会。ここの原沢社長の考えまでとは言わないが、近い考えはあるだろうな。方や生活困窮者の自立を支援する妻・嶺花。始まりはこの二人が過去に起こした事故から始まっていたのだ。あの時お金でもみ消さなければ、正直に謝っていれば・・反撃のスイッチは誰もが持っている、どんな形かは別にして。押すか否か・・押すなら額に汗する自分の明日の為に押してほしいな。
2017/12/04
タイ子
大門さんが書けばこんな誘拐劇になるんだ。富裕層を憎む生活困窮者の4人が仕掛けた女児の誘拐。身代金400円。この値段には意味があり、誘拐を仕掛けたリーダーにも理由があった。そこから始まる被害者と加害者の駆け引きと、明らかになる意外な事実。スピードアップしながら読ませて、一度は決着を見たかと思いきや、まだまだ終わってはおりませんでした。いやいや、そこまで期待を持たせたんだから最後までスッキリさせましょうよ。この母親がようわからん!ラストまで強引に持って行き過ぎた?!
2019/07/31
takaC
分かりやすい話かと思って読み進めたが難解だった。
2018/10/06
JFK
沖田がやっつけるとおもいきや、彼が?どうなることかとハラハラでしたが。スカッといきたかったなあ。誰が主人公なのか?
2021/11/20
myc0
講談社の献本で当たった本。そして長く続いた読書スランプを打破してくた本。とっても面白かったー!手に汗を握りながらの一気読み。はらはらしました!それぞれの理由で社会的弱者となった4人が、自身を雇用する派遣会社の社長令嬢を誘拐する。なぜ誘拐を起こしたのか?目的は?身代金は?色々な謎がばかり。面白い終わり方ではなかったけれど、これも1つの形としてありなのかなと思った。
2017/12/22
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