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ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫 ま 54-16)

ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫 ま 54-16)

ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫 ま 54-16)

作家
真山仁
山田章博
出版社
講談社
発売日
2017-11-15
ISBN
9784062938044
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ハゲタカ2.5 ハーディ(下) (講談社文庫 ま 54-16) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

大好きなシリーズだからか少し期待をしすぎたかな?3作目のレッドゾーンへと連なる2.5ですが、既読のためか若干の蛇足感が否めない。異様な権力闘争が繰り広げられる中、頼みの鷲津にも見放される貴子。万策尽き覚悟を決めた貴子には何故か救いの手が。『正直』『隠し事なし』という一見何の戦略戦術も持たない最弱のカードが、実は最強無双の『誠心誠意』に繋がるのか。コロナ禍という未曾有の社会危機、平時に強い大企業や頭の良い優れた者達も同様に危機に陥っている。こんな危機だからこそ真の誠心誠意が試されるのではないだろうか‼️🙇

2020/05/21

小説を最初に書いた人にありがとう

ハゲタカらしからぬ血生臭い展開だった。経済小説ではなくバイオレンス小説だった。中国ってほんとにそんな国なのかなと思わせる怖さを感じる。松平貴子の成長ぶりには目を見張る。美麗の記憶が戻るとき、また荒れそうな予感を残し読了。ハゲタカ3は賀一華が主人公だった記憶。今なら読むとしたらもっと憎しみをもって読めたんだろうな。ところで鷲津はなにしてたんだ!

2017/12/13

カレイ.シュウ

さて貴子は金色屋の再生を果たせるのか…。経済小説と思っていたらスパイの暗躍、中国国家安全局の血なまぐさい権力闘争を描くハードボイルド?サスペンス?ものでした。途中からは企業再生、買収劇は脇に追いやられ、美麗さんの女ミッションインポッシブルとなり、ハゲタカとはまるっきり違うジャンルの小説です。それなりに面白いのですが、ハゲタカシリーズを名乗らなくていいのでは?

2018/09/08

penguin-blue

今回はアランの死にまつわる謎を解くのと、ミカドホテルの再興という大きな2つのテーマがあってどちらもそれなりに解決はするものの…こんなに暴力的かつご都合主義的に話を収めていいものか。あくまで経済小説としてのハゲタカが好きなのに、途中から何だかバイオレンス小説かなにかを読んでいる気分になってきました。まあビジネスはきれいごとだけではいかないのかもしれないけど、再生への強い意志を持つ従業員や経営者の気持ちのベクトルが示す方向へ、極力ビジネスの世界の中だけで納まりを付けてほしかったよ。

2019/07/27

Walhalla

『ハゲタカ』シリーズということで期待値MAXだったのですが、想像とはだいぶ違いました・・。せめて、金色屋の改革だけでもあれば良かったのですが、少し残念ですね。ですが、シリーズ本編がとても面白い作品であることには変わりありませんので、これからも追い続けたいと思います。

2019/07/30

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