烙印(上) (講談社文庫 こ 33-45)
烙印(上) (講談社文庫 こ 33-45) / 感想・レビュー
さぜん
最新刊でマリーノの結婚に驚いたので遡ってみた。やはり順番通りに読むべきだったか。自転車に乗った若い女性の遺体が見つかった。事故か殺人か。スカーペッタには脅迫メールが届いており、周囲に不穏な動きがある。ベントンもルーシーも何かを隠している。関連がないと思っていたことがスルスルと繋がっていき、大きな悪が潜んでいることを匂わせる展開はさすが。妹への悪態が露骨になってきて、すごいストレス抱えながら生きてるんだなと同情を覚えつつ、下巻へ。
2024/06/23
Yunemo
やっぱりね。もやもや感、冗長感、何故、こんな記し方になって、或いはしてしまったんだろう、著者コーンウェル氏。今編も、事件に辿りつくまでの表現にイライラ感が。暑さを表現するのにこんなにページを割かなくてもいいのに。自身の毎年恒例行事となってしまったスカーペッタの活躍、いつ頃から変わってしまったのかな。当初のワクワク感、検屍官という新たな分野に心躍っていたあの時代を懐かしむ歳にもなってしまったし。登場人物それぞれがバラバラで、それぞれの特性がぼやけて、ルーシーの特異まれな性格を活かしてほしいと想うのは私だけ?
2019/02/03
ヨーコ・オクダ
検屍官シリーズ、最終巻?いつものように、半日も経っていない時間の描写で上巻終了。状況、人物の性格等、めっちゃ細かく説明。とりあえず言いたいことは「ドロシーが来る」「クソ暑い」「ケイの知らないところで味方軍が動いている」「その日、2度出会った女性について(先入観を持ってはいけない!)」「キャリーの仕業?(決めつけてはいけない!)」てなところ。遺体を発見した、障害がありそうな双子女子たちや、いらんことしぃの「意識高い系」刑事が下巻でどう絡んでくるのか気になる。この手のキャラを平気で放置するセンセやからなーw
2022/05/10
ひさか
2018年12月講談社文庫刊。シリーズ15作目。今までのものに比べて、随分と薄くなりました。スカーペッタの脳内妄想かと思うお話が続きます。
2020/11/15
takogon
相変わらず風景や持ち物や人物描写が詳細すぎて、なかなか本質部分に進まない。当初は1冊で済んだのに巻が進むにつれて上下巻になり、さらに金額もアップ。厚くもない文庫1冊が1200円もする。つまり上下巻で税別2400円だ。それでも新刊が出ると買って読む私は病気だ。しかし、この『烙印』については古書店に出るまで待ち、買ってしばらく放っておいた。あ、愚痴ばかり書いてしまった(^-^;感想は下巻を読んでから。また美人で有能なサイコパス、キャリー・グレセンが出てくる予感。
2020/05/08
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