虚人の星 (講談社文庫 し 33-7)
虚人の星 (講談社文庫 し 33-7) / 感想・レビュー
ちくわ
国家という虚人を、政治家というこれまた虚人が動かしています。政治の複雑怪奇さを、多重人格というメタファーを使って鋭く表現していますね。対中国、対米の国際情勢の勉強にもなりました。島田雅彦は10年ぶりぐらいでしたが、やっぱり面白いです。(☆4)
2022/12/08
かんがく
スパイの青年と世襲総理大臣が主人公。米中に挟まれた日本がどういった道を進むのかという大きなストーリーだが、全体的に軽くてチープさを感じてしまった。筆者と同世代の読者は喜びそう。
2020/12/28
Mao
現実の結末もこうなってくれたら良いのだけど
2019/08/05
YH
日本自体が抑圧され、精神が引き裂かれているという事は大分以前から、心理学の岸田秀先生も主張されており、それが物語になったのが本編かしらと思った。
2018/11/14
sunadokei5310
どうすれば好みの小説をぱっと手にできるだろうかと思いながら読んだ。読むしかない。
2019/01/22
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