過剰な二人 (講談社文庫 は 26-15)
過剰な二人 (講談社文庫 は 26-15) / 感想・レビュー
Roko
見城さんは熱い編集者です。この人には才能があると感じたら、厳しい言葉を与え、本人も気づいていなかった才能を開花させる名人なのです。林さんもその一人でした。彼女に「君は直木賞を取る作家になれる」と豪語し、それは現実化しました。林さん自身も、見城さんのおかげで今日の自分があるのだと言っています。限りない信頼関係を持っていた二人なのだけれど、時諍いを起こし16年もの間別々の道を歩んできました。でも、お互いのことをリスペクトしあっているという気持ちに変わりはありませんでした。こういう人がいるって羨ましい。
2022/09/15
ロマンチッカーnao
圧倒的な努力。ここ一番の覚悟。そして意思の力。その上で運。お二人共それらによって人生を乗り越えた来たからこそ、今がある。以前単行本で読んでいたんですけどね、この熱量にはあてられますね。30代で読むべき本ですね。
2021/09/27
青空散歩
林真理子さんはエッセイなどバッサリと言い切る感じが好きです。見城徹さんについては何も知らなくて、幻冬舎社長なんだなぁって。読み始めると編集者と作家、出版社と作家など知らない世界の人間模様を感じられ面白く読みました。が、タイトル通りのお二人。私とはかけ離れた世界で、かけ離れたメンタルの持ち主。でも熱い言葉に調子に乗ってしまいそうでした♪
2021/09/29
やまねっと
この本を読むのも2度目だ。2度目でも新鮮に読めた。この本を読んで感じ取ったのは、覚悟をすると言う事だと思う。2人とも、働く事、お金のこと、恋愛について明解に定義づけている。それもある時点で覚悟をするということを大切にしているような気がした。そんなことを感じて2度目を読了した今、そらそろ自分も動かねばと思った次第である。
2020/07/27
Mark X Japan
タイトル通り,様々に過剰な二人の成功への軌跡は,読み応え十分です。運に関する見解が最も示唆にとんでいます。まずは,チャンスに気付きたいです。☆:4.0
2018/06/17
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