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彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ モA 1)

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ モA 1)

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ モA 1)

作家
森博嗣
引地 渉
出版社
講談社
発売日
2015-10-20
ISBN
9784062940030
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彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ モA 1) / 感想・レビュー

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yu

Kindleにて読了。 森さん作品なのに、比較的読みやすく感じた一冊。ウォーカロンと人間の区別。未来のお話だけど、なんだか妙にリアルに感じる。ミチル、マガタ博士。 やっぱり登場しましたね。早く次が出ないかなぁ。

2015/11/15

kishikan

嬉しい!森さんやってくれました、S&Mの200年後版でしょうかね。増殖できる人工細胞でできた複製(純正?)人間ウォーカロンが、純粋人間(どう違う?)と拮抗する位出回っている社会を描いたSF。最近話題の人工知能「ワトソン」、IPS細胞、人口減少社会、今起きていることから考えれば、この小説の世界はありえない話ではない。森さんの小説は論理的な矛盾はないけれど、どうなるか分からないという可能性を小説にしたというところが好きだ。それにしても「マガタ」は何者?永遠の真理「公理」か。そしてハギリは犀川、萌絵の子孫か?

2016/03/12

ひめ

次作から先に読んでしまったので、彼女がどこでどうやって登場するのか、ドキドキしながら読みました。とても哲学的です。哲学という学問は重要だと改めて思いました。森博嗣、引退すると言ってたようなので、また新シリーズを読めて幸せ。

2016/03/11

にいにい

森博嗣さんのエッセイを楽しんだことはあるけど、小説は初めて。面白いなぁ。Wシリーズ。「人間とは、」という問いが究極のテーマ?な哲学的SF。好きだな~。細胞コントロール、パラサイトが、種の絶滅、人口問題と絡む。遠い未来としてありそう。ディストピアとまでは言えないけれど、この世界の楽しみって何?、研究も暇つぶしに読めて、どう経済活動の活力を得るの?何が理想的なんだろう?という疑問も頭を掠めながら、ウォーカロンを区別する必要ないじゃんとも。物語の着地は、全く見えない。今後のシリーズ展開が楽しみな序章的一冊。

2015/11/19

ケンイチミズバ

私なら、ウォーカロンとの共存に全く賛成です。自分の身を呈して幾度もの襲撃から博士(人間)を守ったウグイさんがラストで復活(再生)したのは、うれしかった。進化に抗う人間の気持ちを理解しながら、暴力でなく時間をかけた話し合いでこそ未来は拓かれる。人口減少、労働力不足、再生医療、人工知能、すでに近くまで来ています。マガタ博士が成した偉業から数世紀後の世界だったのか!あと、マーガリン、名前も可愛くていいですね。

2015/11/01

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