シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ ニB 1)
シャーロック・ホームズの不均衡 (講談社タイガ ニB 1) / 感想・レビュー
だんじろー
設定はなかなか魅力的なんだけどなあ~。スケールが大きいわりに、肝心のトリックは新しさが見当たらず、前にどこかで見たようなものばかり。七海の“見た目”と“メール”のギャップについても、有り得ないくらい激しくて、とても同一人物とも思えない。人名にちょいちょい山梨県の地名が使われてるところは、不覚にも思わず頬が緩んだけれど。
2016/12/08
雅
不可能犯罪ミステリであり、ちょっぴりバイオレンスなアクションがある。でも一番の魅力は似鳥作品らしい小ネタの数々だと思う。フィギュア、ラドクリフ、講談社、ハンバーガー等。あとがきや注釈も流石です
2020/02/09
NADIA
シリーズ1作目。やはりこちらから読むべきだった。「ホームズ遺伝子群」の説明が丁寧で納得させられた。財閥の御子柴家がその能力保有者を多額の財力を投じ国の機関と協力しながら保護するといういきさつには疑問を感じないでもないが、ラノベならばこれくらいはありかな。巻頭の「頭脳チャレンジ」は全問正解したが、別解はひとつも思いつかなかったので、能力保有者として狙われる心配はなさそうだ(^^;;
2017/12/23
ダイ@2019.11.2~一時休止
御子柴その1。連作短編集。初読み作家さん。注釈付きなのが新本格を彷彿させてイイ感じ。ただこの設定で妹は学校に行けるの?。
2017/07/26
hnzwd
不可能状況を解決する能力を持つ者を集めるために暗躍する機関(シンクタンク)と、それを阻止するために謎を先に解決することに挑む主人公一行。謎を解く能力があるのは妹で、それを隠すために兄が前面に出るっていう設定はありがちながら、いい感じ。シリーズ続きそうですが、、機関との前面対決まで行ったらどれだけかかるのか。。。あとがきは相変わらずの似鳥節でした。
2016/02/07
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