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僕と死神の黒い糸 (講談社タイガ アB 1)

僕と死神の黒い糸 (講談社タイガ アB 1)

僕と死神の黒い糸 (講談社タイガ アB 1)

作家
天野頌子
出版社
講談社
発売日
2015-11-19
ISBN
9784062940061
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僕と死神の黒い糸 (講談社タイガ アB 1) / 感想・レビュー

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合縁奇縁

世界を動かす大富豪の家に生まれながら、幼い頃に父母を亡くし孤独に生きる少年・海堂凜。立場上、身の危険にさらされることが多い凛に新しいボディーガードとして現れたのは、海堂家のラボで生まれ変わった元SPの永瀬だった。凛と永瀬が一緒に苦難を乗り越えて絆を深めていく成長物語。凛のツンデレ感も、クールだけど芯が熱いボディーガードの永瀬が最高すぎる。登校途中から命を狙われる毎日の凛。周りの人間から命を狙われ、身内からも裏切られて信頼出来る人が誰もいない凜は、永瀬を得たことで少しずつ信頼関係を築いていく。

2024/07/10

はつばあば

大富豪に生まれたばかりに危険が目白押し。これだけ人がバンバン死んでいくのは余程の事ではない。そんな10歳の御曹司にボディガードが入れ替わり立ち代わり。今回のボディガードは特注品。小学生には過酷な人生だろうが・・大富豪の定め。ただ今回のボディガードと、腹の中がわかった執事が癒してくれるだろう

2018/02/23

神太郎

意外とサクサク読める作品でした。黒幕がそうそうに明かされ「引っ張るんだろうな」と思いきやあっさり今回で解決させてしまうので、え~とは思いましたが、続編もあるようでホッとしました。ただ、結構読書歴がある人には物足りない分量かもしれない。出会いの物語としては良い作りだと思います。

2016/04/18

ケロリーヌ@ベルばら同盟

ライトに読める作品を、と思って手に取った本書、非常にヘビーでした。主人公は、僅か10歳の少年。小学生ながら、世界的な富豪の後継者であり、並外れた知力、胆力、美貌の持ち主。日々誘拐の危険に晒される身故、警護には万全の態勢がとられており、『死神』(と書いて『ボディガード』と読む)永瀬が新たに側に仕える事になりました。両親を不自然な状況で一度に亡くし、唯一の肉親である祖父にも心を許せない、そんな凛を次々に襲う魔の手。危機的な状況の中、二人は心を通わせて行きますが…。あっという間に読めますが、ダークな展開に呆然。

2020/03/09

もも

天野さん初読み。展開が気になって一気に読んでしまいましたよ。今まで読んだ講談社タイガの中で一番ダークで、ある意味救いのない話。10歳にしてこの環境下は辛すぎる。いくら大富豪の唯一の後継者とはいえ、一体おじいさまは何がしたいのか。それでも自分の足でしっかりと立って立ち向かおうとしている凛は、海堂の子ですね。うーんでもまだ何かあるんじゃないかなあと勘ぐってしまいます。次巻も出ているようなので、気になりますね。

2016/07/27

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