Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブックス)
Twitterの神々 新聞・テレビの時代は終わった (現代ビジネスブックス) / 感想・レビュー
まめタンク
既存のメディアの代名詞であり牽引してきた田原氏がTwitterの登場によって変わった新聞・テレビ・ネットについてホリエモンや三木谷さんらと対談している。正直に言うともう少し過激な発言を期待したが、ネットの対談ということもありやや、やんわりした対談になっている。もう少し裏事情が聞きたかったりもする。巻末のフォーラムの内容もある程度、佐々木俊尚さんや津田さんの本を読んでいればわかること。とりあえず、対談相手がネット上では有名な方ばかりなので、ネームバリューはありますね。その辺は良かったです。
2011/09/17
taknom
田原総一朗氏が書いているのはイントロダクションとなる第1章の部分です。本の大半を占める第2章は、表紙にも載っている人たちとの対談が載っています。この人選と対談の内容が良くて、Twitter がなぜ重要なのか、マスメディアはなぜ没落したのか、なぜ不況から脱出できないのかという点がよくわかります。 ネット上のブログ、Twitter そして Facebook によって新しい世界が開けそうですけれど、その世界をかいま見ることができると思います。
2011/01/06
yamikin
勢いで買ったのだけどこれはよかった。上杉氏との対談に出て来る賄賂の話は日本人論として読めるし、夏野氏や三木谷氏との対談では日本企業論として読める。組織を動かす人の決断力の遅さや保守性の問題。何度も繰り返される話なのだけど、パナソニックとサムスンなど、その具体例がよい。対談者がみなIT産業へのコミットが強いということもあるけど、今後の「産業の米」はやっぱりITなのかもしれない。IT関連の仕事に従事するかは別にしても、それなりに詳しくないと損をするということは間違いないと思う。よし、ipad買おう。
2011/01/24
ほじゅどー
田原総一郎がTwitter界の著名人(三木谷浩史氏 ・佐々木俊尚氏 ・津田大介氏 ・上杉隆氏 ・堀江貴文氏 ・夏野剛氏 )にインタビューしたもの。うまくしゃべらせる技はさすが!
2011/09/19
鉄路のほとり
2010年12月、つまり震災直前期の出版。「未来はこうなりますよ」とここで語られていることがどの程度実現したか見てみると面白い(実はけっこう実現しているものがある。一般用医薬品のインターネット販売の解禁とか。)。全体としては対談集なので玉石混交の内容だけど、田原総一朗と上杉隆が、政治部記者が政治家からお金を受け取る慣習(いわゆる官房機密費問題)を批判していたくだりが面白かった。
2016/01/23
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