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神の時空 ―貴船の沢鬼― (講談社ノベルス タS- 42)

神の時空 ―貴船の沢鬼― (講談社ノベルス タS- 42)

神の時空 ―貴船の沢鬼― (講談社ノベルス タS- 42)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2014-12-04
ISBN
9784062990349
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神の時空 ―貴船の沢鬼― (講談社ノベルス タS- 42) / 感想・レビュー

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とも

★★★★☆年明け早々大当たり。それは、登場するほとんどの地が私が生まれ育った、もしくは深く縁があるためで、従って多分に主観が入っている。とはいえその主観をのぞいても、過去の高田崇史作為品の中でも突出しているのではないだろうか。表題の貴船をテーマにとる作品はほとんどなく、鞍馬や上賀茂/下鴨神社、宇治と、京都を北に南に走り回る様は、あたかもダ・ヴィンチ・コードばりの迫力とスピード感。また細かな点まで正確なのは、地元民保証付き。もちろん歴史の解明も相当に深く突っ込まれ、その上ミステリーとしても最上級な作品。

2019/01/03

ぽろん

今回も、蘊蓄が止まらない。火地さんじゃないけど、知識がないのは悲しいなあ。貴船神社も何にも考えず、ルンルン気分で、お詣りしたのは、つい2年前。これから観光する所はしっかり調べていけば、何倍も愉しめますね。それにしても高村って、一体、何者なんだろう。

2016/03/26

ポチ

日本独特なのかなぁ、言葉にした事が実現するという「言霊信仰」。やましい事があるから徹底して相手を封じ込めようとする執念。本物の鬼はどっちかなぁ‼︎魔季ちゃんの復活とグリの謎解きが楽しみ(^^)

2016/04/02

TheWho

歴史薀蓄怨霊ミステリー神の時空シリーズ最新刊の第三弾。今回は、日本に古来伝わる呪術の一種の「丑の刻参り」で有名な貴船神社と宇治の橋姫伝説の関連を解き明かしながら、主人公らが巻き込まれた女性の怨念に纏わる殺人事件に絡むミステリー。舞台は京都、「陰陽師」の安倍晴明で有名な貴船神社と鞍馬寺、下鴨神社を核に平家物語や新古今集、御伽草子で語られた橋姫、そして記紀では隠された瀬津織姫や玉依姫など、歴史・神話上湾曲された女性の悲哀や怨念が、新解釈で解き明かされいく。神話上脇役の女神を主題にした興味深く面白い一冊です。

2015/01/13

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2015/03/12

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