南柯の夢 鬼籍通覧 (講談社ノベルス フI- 8)
南柯の夢 鬼籍通覧 (講談社ノベルス フI- 8) / 感想・レビュー
papako
久々の高槻法医学教室シリーズ。読み出して長いけど、物語の中ではまだ1年なんですね。今回は女子高生の自殺と、蔵から見つかったミイラ。どちらも自殺?なのかな。軽い読み心地に反していつも重いものを残す読書になります。『私たちハッピーですからアドバイスは結構です』ぐさっときたけど、すごく少女たちの心情を言い表していると思った。不思議とこのシリーズは時間が経ってもすぐに入り込める。またみんなに会えるの楽しみにしています。
2017/12/25
真理そら
シリーズのたぶん最新刊。意図しないのに即身仏になってしまうなんて嫌なことだなあ。シリーズの中で一番普通の小説っぽい。もっとホラーを!もっとオカルトを!と思ってしまう自分が嫌だ。
2022/01/08
扉のこちら側
2017年344冊め。法医学者である著者が書く法医学ミステリでありリアリティはある。しかしまさかの即身仏ということで、これはレアケース。もうひとつの女子高校生の話のほうは謎解き感は薄かった。
2017/10/02
はつばあば
初っ端から、不可解な女子高生に、う~んと唸り声をあげ・・いやいや彼女達はまともなんでしょう。私が老いただけ・・それにしてもただの独占欲じゃないの?と腹立たしい気分にさせる美少女の語る未来図。医者と比べてお金にならない法医学に務めるミチル達。なかなか無くならないイジメに虐待の現実。これからもその分野が益々必要とされるであろう。最後の晩餐にホットケーキと紅茶・・読後は・・ふ~っと重いため息。
2017/12/02
ネムコ
出版日が延びて、やっと読めた本書。まさか怪我をされていたとは。どうぞご自愛ください。今回は自殺した女子高生と寄り添っていたその親友の話と、伊月の同級生の蔵からミイラが出てきた話が同時進行。オカルトや超常現象は出てこなかったけど、非日常を楽しめました。レギュラーメンバーが皆、まっとうだから読んでいて楽です。末長く続いてほしいシリーズです。
2017/10/07
感想・レビューをもっと見る