桜と富士と星の迷宮 (講談社ノベルス クL- 13)
桜と富士と星の迷宮 (講談社ノベルス クL- 13) / 感想・レビュー
ばりぼー
倉阪バカミスの最新刊。日本桜富士館で催される「富士と桜を愛でる会」のメンバーには一人ずつ旅に出ることが義務付けられており、旅から戻ると次々と謎の死を遂げるメンバー達。無傷のまま死んでいく者、空を舞う天狗に殺される者、三十年前に出て行ったにもかかわらず少しも歳をとらない姿で倒れる者…。100ページまでの不自然な文章の読みにくさを我慢すると、アーティスティックな世界が現れて驚かされますが、「労多くして功少なし」という感じでしょうか(笑)。ただ、真相がわかった後で読み直すと、フェアな記述に感動しました。
2016/03/29
みっぴー
なんとまあ壮大な…(  ̄▽ ̄)本編の仕掛けより間奏の方がツボに入りました。しびれます。某インスタント商品のCMみたいです。小説というか、アートですね。トラップアートの賞を設けたら面白そうですね(^^)審査委員長はもちろん倉阪先生で。
2016/06/25
momi
「バカミス」とはなんぞや!?それが知りたくて読んでみたけど…。読みにくく、その世界観に入りこめませんでした。途中で挫折いたしました…。ごめんなさい。私にはあわないようです…。
2016/03/26
そうたそ
★★☆☆☆ 倉阪さんのバカミスシリーズの集大成的な作品。流石に集大成というだけあって、その仕掛けも過去最大級といっても過言ではないほどのものとなっている。シリーズを重ねるにしたがって、同じネタの使い回しは出来ないだろうから、毎回ハードルは上がっているだろうが、ここにきてこのクオリティは見事としか言いようがない。一方で、仕掛けにこだわらざるを得ない以上、必然的にストーリーがおざなりになってきている感も否めないのだが、それは仕方ないんだろうなあ。まあ、この辺で打ち止めにするのが良い引き際ではないかと思う。
2016/01/31
しゅてふぁん
最初の方は話がよくわからなくて、なんとなく読んでた。これは確かに『誰も予想できないアーティスティックな真相が出現する!』だな、と。うん、やりすぎ懲りすぎでした。バカミスってすごい(笑)
2016/05/19
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