鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号 (講談社ノベルス クL- 14)
鉄道探偵団 まぼろしの踊り子号 (講談社ノベルス クL- 14) / 感想・レビュー
雪紫
講談社ノベルスのクラニーなので、いつものバカミスか!と警戒してみれば様々な種類を集めた仲良しテツ達が色んな謎に挑戦していくほっこり要素ありな短編集。第4話と第5話は真相も好みだけど後日談での後味が何より良い。わたしはテツじゃないけれど、こんな店には是非行ってみたいなあ。彼らに会えるかもしれないし。
2017/10/07
hirayama46
鉄道マニアたちが美味しいごはんを食べながら推理をする連作短編集。講談社ノベルスの倉阪鬼一郎作品としては異色と言っていいライトさですが、そもそも講談社ノベルスというのはこういう作風が多いものだったような気がしなくもないです。一時期メフィスト賞ばかり読んでいた所為で感覚が……。/それはさておき、近年の時代小説で鍛えた(?)軽い筆致は堂に入ったもので、実際に電車で小旅行をする際にぴったりなライトミステリに仕上がっていると思います。こういう倉阪鬼一郎作品も一興ですね。
2017/12/23
ビスコ
バカミスでは名高い倉阪さん、実は初読み。そして倉阪さんの鉄道デビュー作。実はディープなテツだったの、ちっとも知らなかった。 喫茶店「テツ」に集うテツ達「鉄道探偵団」による日常の謎短編集。各話、ほっこりする結末が用意されているのが嬉しい。
2017/10/05
すすぎ
走ってるだけじゃなかったのね、倉阪さん。全国の地名が出てきて遭難しかけたのだけど、ふだんのバカミスともテイストが違っていてよいですね。マラソンの話を読んだときにも感じたんですが、もしかして趣味の話になると爽やかいいひとオーラがでる?ご本人、すてきな方?いい話ばっかりじゃないですか。
2018/02/08
へいがぁ
鉄道ネタしばりの短編集。
2017/12/07
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