悲球伝 (講談社ノベルス ニJ- 41)
悲球伝 (講談社ノベルス ニJ- 41) / 感想・レビュー
starbro
西尾維新は、新作中心に読んでいる作家です。信じられない程の大殺戮の伝説シリーズ読み続けて、ラス前第9弾まで来ました。相変らずのぐだぐだ感、惰性で一気読みです。続いて最終巻『悲終伝』へ。現在図書館に予約中のため、5月に完読予定です。
2018/04/10
さばかん
またまた空々空が全く出てこない、地球居残り組のエピソード。杵槻鋼矢、人造人間「悲恋」、手袋鵬喜、etc. 救助船「リーダーシップ」と、人間王国「人間王」の謎、が解明されようとしている。 居残り組から、宇宙へアプローチしようとしている。 今更新キャラを出してくるのかぁと思ってたら、旧キャラまで出してきた。 そんなこんなで色々あって、とうとう最終完結巻へ。
2018/06/09
の
長い長い伝説シリーズ最終巻一歩手前の第九巻目。話は主に鋼矢と瀟が救助船リーダーシップ内を地道に駆け回るという一貫して地味なものでしたが、人間王国サイドの鵬喜の動向はとても面白かったです。ここまでくると鵬喜には同情しかないですけど。この歳でこの苦行はかわいそすぎる(まあそんなこと言い出したら大抵の空挺部隊隊員も同じですが)。次巻は最終巻。西尾さんがこの長いシリーズにどんな結末を下すのか期待ですね。
2019/08/12
流言
思い返せば、この作品の問題は既に解決している。というのは、アンドロイド『悲恋』が実質的に死者の蘇生に成功している、という話だ。花屋瀟という人格の蘇生に成功している。あるいは、剣藤犬个という人格の蘇生に成功している。これは言ってしまえば、地球の敗北だ。プログラミングで人格を再現できるのならば、地球が悲鳴で何万人殺害しようが関係ない。その都度、人格をプログラミングで蘇生してやればいい。地球はそれ以上のアクションを起こしようがないのならば、それで決着だ。めでたし、めでたし。あとはそれっぽく、幕を引くだけである。
2018/04/23
宇宙猫
★★★ 全巻の直後、地上に残されたメンバーがどうしていたかという話。面白かったけど、宇宙の方が気になって続きを読むために読んだような感じになった。
2018/05/07
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