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蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

蟲師 (3) (アフタヌーンKC)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2002-12-18
ISBN
9784063143126
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蟲師 (3) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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ゲンショウ

古本購入。拝読。ただ在るもの共の強さと健。だから、生きる事に禁じ手なんてものは無いのだろう…。母は、強く悲しい。子は、弱く温かい。嗚呼…ぬい。眇の魚と重い実が好きです。

2013/03/31

キジネコ

ギンコが何故ギンコなのか、何故片目が空洞なのか… 3巻5番目の物語が教えてくれました。哀しく切ないエピソードは「蟲」を使ってヒトを鏡に映します。現に棲む私達にある影が、鏡の世界の何処にもないことに気付くとき物語は境界を越えて読者を呑み込みにやって来る。蟲を寄せてしまう声を持つ少女の沈黙、愛する人を呑んだ海靄の再来を浜で待つ男、因襲の地で禁を破る蟲師ギンコ、そして祟りなすモノの静寂。物語に淫する欲を「蟲師」は静かに満たしてくれます。蟲は只其処に居るだけなのです。私達よりずっと、そっと生きているだけなのです。

2017/07/12

眠る山猫屋

再読。愛蔵版よりこちらの表紙が好きなんだよなぁ。『海境より』の無くしてしまったものを待っているシロウが気になる。新しい一歩をきちんと踏み出してくれたのかな・・・。『硯に棲む白』の蟲のスケール感のデカさが好きかもしれない。雲まで届いちゃうなんて・・・。そしてギンコの過去。過去を失ってでも、生きようとさせてくれたヌイ。自らも忘れ去られちゃうのにね。でも記憶の欠片は、蟲師の知識としてギンコの中に。

2016/09/19

ブックマスター

やっぱりこの作品には、ちょっと切ない話が多いですね。蟲を祓ったりするんじゃなくて、蟲と共存して行く…っていうギンコのやり方は素晴らしい。一番最後の話は、アニメを見た時から印象に残っている話だったのでまたお目にかかれて嬉しいです。

2014/06/19

あっちゃん

数年ぶりに再読。どの話も飽きさせなくて不思議。

2013/09/23

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