KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

蟲師 (4) (アフタヌーンKC)

蟲師 (4) (アフタヌーンKC)

蟲師 (4) (アフタヌーンKC)

作家
漆原友紀
出版社
講談社
発売日
2003-10-22
ISBN
9784063143324
amazonで購入する Kindle版を購入する

蟲師 (4) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ゲンショウ

古本、拝読。想いと世の理に翻弄されながらも、健やかに活きて逝く人々。生き方…活き方が違えども、人は解り合えると思える。春と嘯くの…人間も冬は弱っていかん…実感です。草を踏む音と虚繭取りが好きです。

2013/03/31

眠る山猫屋

再読。ギンコの旅は続く。この巻では、『虚繭取り』や『籠のなか』といったギンコが関わり、そして去った後に続く物語が多かったような気がする。人の深い想いは、物語の終幕の後にも残されて続いてゆくのだ。蟲師自体がそうなのだけれど。余韻が深い・・・。

2016/11/20

キジネコ

懐かしい山里の風景は異界と繋がっていました。山道を駆けて息が木魂するのを耳元で聞くとき それが自分の音ではないことを知っていました。何処までも付いてくる何か、は怖れのかわりに 遊ぼ遊ぼと囁きます。子供の私と駆け比べするだけの何か。立ち止まって振り向けば 誰もいないけど 誰かいた あの日が遠い。蟲で説く不思議に然も在りなんと頷きます。1/5を選べば「籠の中」蟲を寄せてしまう蟲師ギンコが往く深山幽谷、これは…と宙を見つめて思うて見れば 梨木香歩さんの「家守奇譚」と同じ気を感じます。も少し先まで 行ってみよう。

2017/07/31

あっちゃん

数年ぶりに再読。ニセカズラみたいな誰かを失いたくないから自分の命を犠牲にする、みたいや話がたまに出てくるけどそういう系は後味が悪くて苦手だなぁ。逆に空吹みたいなギンコの調子を(良い意味で)狂わせる感じの話は好きです(笑)

2013/09/23

1039kuri

アニメ見たときにもすごく気になっていた「草を踏む音」が良かった。子ども達が主となっている話とその回想だからか。沢とイサザの交流は可愛らしいと思いきや、大人の世界を反映しているのがせちがらくて悲しい。少年ギンコもさりげに可愛いけど、ここでの主役は沢とイサザだ。いつか、沢とイサザが再会できる日が来てほしいな、という余韻が残る。元ヌシ殿…もなんだか切ない。

2015/07/15

感想・レビューをもっと見る