ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)
ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー
いおむ
寄生獣の作者の表現はやはり面白い。
2015/07/15
流言
知識ゼロで読み始めたので、ヨーロッパ地図を広げて読み比べながら読んだ。一巻ではまだエウメネスの聡明さを描いたシーンが中心で、物語の動きは少ないが、遊牧民族スキタイの残忍なエピソードが強烈に印象に残る。より後の展開を読んでからまた読み返したい。
2015/05/22
いわし
紀元前4世紀のギリシアを舞台に、書記官・エウメネスの視点からマケドニアの繁栄を描く物語。岩明均は"人間"を描くのが抜群に巧い。「寄生獣」では人間の残酷な境界を、本作では冷酷な歴史を描くことで、その本質に迫る。奴隷や階級といった社会の仕組みに縛られて生きる人々の中で、冷静に観察し、自由に思考するエウメネスは異質で現代人の感覚に近い。だからこそ、彼の視点を通して歴史の流れをリアルに感じ取れる。彼は最後まで歴史の証人たり得るのか、それとも歴史の渦に飲み込まれてしまうのか。遠い過去から引き継がれる魂が震える傑作。
2022/07/10
kanon
やっと買えたヒストリエ!ここまで本当に長かったwそして思った通りにめちゃくちゃ面白かった!~ここまでの経緯~確か単行本五巻が新刊で出ていた時自分の目に留まったんです。立ち読みを軽くする。もちろんわけがわからないwでもどこに惹かれたんだろう。でもおそらく、絵だと思う。だって内容分からないんだから。筆線の薄さ、柔軟な体(笑)あとはあれ、この巻にも出てきてたんだけど、兵士の並んだ列。槍が素晴らしくない?そんなこんなで文化庁メディア芸術祭、手塚治虫漫画賞とか獲ってブックオフでも高値買取!本当に買えて嬉しいです♪
2012/08/23
kokada_jnet
このストーリーなら、残虐シーンは無理に、描く必要ないと思うのだが…。どうしても描きたい内的必然性があるのだるね。
2024/02/04
感想・レビューをもっと見る