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ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC)

ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC)

作家
幸村誠
出版社
講談社
発売日
2009-09-23
ISBN
9784063145816
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ヴィンランド・サガ(8) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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流言

急転直下。どっしりと腰を据えて時間をかけての腹の探り合い、頭脳戦、謀略合戦……と思わせて一話で紙面がどっぷりと血の海に染まる。息もつかせぬ切り替えの鮮やかさ、不意打ち気味の急展開が見事。クヌート、ケルトルが素早く意図を汲み取る中感情を剥き出しにして叫び声を上げるトルフィンとの対比も映える。アシェラッド。初めてあなたの姿を見た時は、こんなに大切な役割を負って、ここまで見事な最期を遂げられるとは思いもしませんでした。

2013/12/03

kanon

"END OF THE PROLOGUE"―「いい加減前に進めよ。トールズの行った世界のその先へ…トールズの子のお前が行け。それがお前の…本当の戦いだ」ここまでは序章に過ぎなかった。まだ何も始まっていなかった。この作品の、物語の主人公は誰だ?アシェラッド?クヌート?それともトールズ?…いや違う。『トルフィン』だ。まだ自分が何者なのかも分からず、未来のことも何も見据えず、ただただ復讐の為だけに生きてきたトルフィン。お前が何をしたっていうんだ?もうやるべきことは一つだろう―「本当の戦士になれ…トールズの子」

2013/12/02

こも 零細企業営業

様々な陰謀を張り巡らせ有利に進んでいると思ったら、次の侵攻対象がウェールズと聞かされ動揺するアシェラッド。それは国王の手だったが、ウェールズの事を侮辱されキレたアシェラッドが国王の首を刎ねる。そこからは急転直下の展開でクヌートが国王になる。そして場所と時も変わってイギリス人の奴隷エイナルがデンマークの農場に買われて農地の開拓の仕事をさせられる。その相方が奴隷のトルフィンだった、あのトルフィンが。

2020/01/21

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

アシェラッドの悪巧みしてる悪党顔がその後の決心へ続いていくところが盛り上がりすぎて、生き様を見せつけられた。トルフィンがアシェラッドの生き様を今後生かす事が出来るのか。簡単にはできないんだろうけど、先は長そうだなぁ…

2011/04/04

がらは℃

”アシェラッド”の一言に尽きる巻。結果的にはトルフィンは、生きる目標を達成できずに失った。だからこそ、この先にトルフィンの物語が生まれる。その物語にまったく予想がつかなくて楽しみ。

2009/10/11

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