しわあせ 1 (パーティコミックス)
しわあせ 1 (パーティコミックス) / 感想・レビュー
ぐっち
蔵書再読。へうげものの山田芳裕さんの約22年前のコミックス。80年代に青春を送ったじいちゃんが超クール。特にゴルチエにオニツカタイガーと、ばーさんの墓参りにラストクリスマスが好きです。この作品の中の2030年代は月に行けてエコでヘルシーでハッピーですが、あと約22年後はどうなってることやら。
2013/06/22
コリエル
電子版がとうとう発売されたので読み返した。大正野郎といい、初期の山田芳裕作品は時代錯誤の主人公が抗う姿を優しい眼差しで観察するものが多いが、どちらも面白い。この去勢されまくった世界はある種ディストピアで、見ようによっては恐ろしいのだが、コメディなので軽い気持ちで読める。不良が幸せってんじゃねえぞは名言だなあ。
2018/12/21
さとさとし
山田芳裕の初期の作品。時は2033年、宇宙旅行が当たり前となった未来。全ての人間は裕福になり紛争はなくなり平和そのもの。食卓を囲む一家団欒。談笑の中、一人、祖父のジュンだけは苦虫を噛み潰していた。なんだこの消臭された世界は!古き良き80'sのネガティブな物の見方はどこへ消えたんだ‥と。 めでたしめでたしの後の世界を良しとしない、じじいが世界に反発するロックなギャグ漫画。じじいの喋り方がファンキーで好き。
2023/06/01
Kanbukyoukou
Kindle版で再読。
2014/07/30
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