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AKIRA(6) (KCデラックス 339)

AKIRA(6) (KCデラックス 339)

AKIRA(6) (KCデラックス 339)

作家
大友克洋
出版社
講談社
発売日
1993-03-15
ISBN
9784063193398
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AKIRA(6) (KCデラックス 339) / 感想・レビュー

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keroppi

一日で全6巻読んでしまった。圧倒的な迫力と精緻な絵、骨太の展開、こういう漫画は、まず最近お目にかかったことがない。クライマックスの描写も素晴らしい。手塚治虫氏の「火の鳥」をふと思い出す。昔読んだときより、心に響いてきた。刊行から30年ほどたった今でも、アキラは生きている‼︎

2020/05/18

ころこ

連載時期がナウシカと重なっているのが興味深い。メッセージ性はナウシカの方があるが、世界観は30年以上前の作品とは思えないような現代性がある。エヴァをはじめ、他の作品にも大きな影響を与えているのは明白である。トラウマが自分の中での物語として押しとどめられることなく、社会にせり出していく。膨張して醜くなった鉄雄の身体を30年後のインフルエンサーの姿と重ねる。

2022/10/22

ちえ

とうとう最終巻読了。金田が見る子供の頃の鉄雄の心象風景が辛い。鉄雄、アキラ…ナンバーズが到達した先、皆が幸せでいて欲しい。破壊の中から立ち上がる若者達の姿が輝いている。一本一本の線の力強さ、絵の力、読み返せて良かった。素晴らしい作品。

2021/03/07

k16

20120908読了。 読み終えた。しかし根津は何を考えていたのだろうかとの疑問は残る。 キャラクターの好みはあるものの、建物やメカニック、あと破壊シーンの描写は凄い。 「大東京帝国」を継続する点は意外だったけど、金田ならありなのかもしれない。

2012/09/08

さくりや

3巻の感想で原爆文学との類似を指摘したが、幾ら何でも爆発しすぎぃ‼︎瓦礫の中で配給に並ぶ人々、救援物資を持ってくるアメリカ軍など、やっぱり戦争文学みはあるよね。日本が日本の力だけで立ち上がったifの戦後、かなあ。大東京帝国の存続といい、山形と鉄雄と並走するラストといい、戦死者と生存者の共存を深層心理は望んでいる模様。金田やケイが情で動く人達なのは分かったけれど、打倒アキラ、鉄雄憎しになるには少々弱い気が。イデオロギーを持たず外的要因によって戦ってしまう若者、なのかなあ。

2020/07/14

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