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SOS大東京探検隊 (KCデラックス 大友克洋短編集 2)

SOS大東京探検隊 (KCデラックス 大友克洋短編集 2)

SOS大東京探検隊 (KCデラックス 大友克洋短編集 2)

作家
大友克洋
ヤングマガジン編集部
出版社
講談社
発売日
1996-02-03
ISBN
9784063196580
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SOS大東京探検隊 (KCデラックス 大友克洋短編集 2) / 感想・レビュー

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コットン

いろいろな手法で内容もバラエティあふれる短編コミック集。まず表題作がありそうな話を少年達が主人公であることでワクワク感がアップする。『猫はよく朝方に帰ってくる』の猫探しのイカした下請け探偵と暴✿団のシンクロした話が面白い。それにしても少女漫画『危ない!生徒会長』も描いてられたんだ。

2022/10/15

キジネコ

大友克洋の短編、掌篇には落語の趣を感じます。枕があって本ネタが語られて しっかりオチがきて チャンチャン。子供たちが 幻の丸の内駅を探して 地下に潜る。そこで見つけた「意外」の大小のスケールは・・・なんて、もうワクワクもので未知なる世界を突き進む探検心を刺激してやみません。かと思うと、勢いで たまたま人殺しになってしまった男の戸惑いのブラックな笑いや、チンピラヤクザの絶望を染めた複雑な心境を描いてみせたり・・ほんとのトコは笑えないんだけど、どこにでも起こり得る悲劇を大友流にカラッと皮肉な笑いに変えてます。

2014/11/10

ぶんぶん

【再再読】「彼女の想い出」と共に引っ張り出して来た。 ①と②になっているので、ほぼ一緒に出版されたのかと思ったら、6年の月日が経っているなんて・・・春に出して秋に2集を出版と予告は出ているのだが、何があったんだろう。「AKIRA」で忙しかったのかな? この本にも色々な大友が詰まっている、「時代劇」から「西部劇」まで。 と思うと「昭和のドラマ」「子供たちの冒険物」まで、涙が出るほど大友ワールドです。 懐かしの大友世界に遊びました。

2022/11/28

kochi

三球照代の漫才から地下鉄の謎に取り憑かれた小学生3人ブラス1が夏休みに幻の地下鉄丸ノ内駅探検の果てに見たものは!… 出版当時(96年)の大友克洋の残っているありったけの短編を集めて作ったらしい短編集。ということで、バラエティに富む、まとまりのなさに特徴があり。改めて思うのは、西洋人のキャラを描かせると本当に上手い。ノーマン・ロックウェルみたいでバタ臭い。それにひきかえ、日本人のキャラのブサイクさf^_^;

2017/08/25

アーチャー

著者による四コマ・少女マンガ・エッセイなども収録された異色の短編集。私は「童夢」や「AKIRA」の世界に興奮させられた人間なので、正直物足りなさを感じてしまったが「それでも猫は朝方に帰ってくる」の軽妙さや、「訪問者」の蟻地獄的展開は楽しめた。ただ、これから大友克洋を読んでみようと思う人には、本書よりも「童夢」や「HIGHWAY STAR」をおススメします。

2014/01/16

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