奈津の蔵 4 (モーニングKC)
奈津の蔵 4 (モーニングKC) / 感想・レビュー
Ayumi Shimojoh
夏子の酒を読んだのは10代の終りだった。そして奈津の蔵第4巻を30代で読むと、涙。涙。とくに夫は戦死し、幼い娘が終戦直前の空襲で亡くなる、所など辛すぎる。戦争に全国投入したのも日本人、繊細な味の酒を造るのも日本人。女は穢れていると蔵に入れなかったのも日本人、わからないことだらけだ。
2015/12/27
つづき
約束だから飲まない。すべてを失っても蔵にかけた奈津のその一言が悲しい。毅いことは悲しいことなんだな。
2009/10/31
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