東京幻視行 (KCデラックス)
東京幻視行 (KCデラックス) / 感想・レビュー
銀雪
ショートストーリー集といった感じで、いろいろ違う味わいのある作品があり、思ってたより私好みだった。中途半端なところで終わってるものも多かったけど、その投げっぱなしな感じも含めて、この世界観、という感じなのかも。唐突なエッセイも混沌とした世界に紛れていい味が出てる。ハードボイルドな雰囲気も、濃厚な性描写も、私の好みとは別に、作品世界がよく現れていたと思う。カラーページの作品は、白倉由美作品を彷彿とさせた。その作品と、SFの作品と、自転車の作品が特に好き。
2024/10/16
龍國竣/リュウゴク
実験的な作品が続く。その実験的な構成や描写に重点が置かれており、内容は力業によって多少強引な処もある。全編カラーで描かれた作品もあり、それにはふきだしがなく、あくまで文章と絵を分けた構成になっている。男の力というものが強く伝わってくる短編集。
2012/05/26
じょみ
ジローファンにはうれしい一冊。
2009/11/08
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