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夏子の酒 Vol.2 (モーニングデラックス)

夏子の酒 Vol.2 (モーニングデラックス)

夏子の酒 Vol.2 (モーニングデラックス)

作家
尾瀬あきら
出版社
講談社
発売日
1999-05-01
ISBN
9784063340648
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夏子の酒 Vol.2 (モーニングデラックス) / 感想・レビュー

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ウチケン

麹屋さんの妻の出産に纏わる話が好い。人情話につい目頭があつくなる。この作品が連載されていた当時(20代)ならサラっと流してしまっただろう。あゝ、人っていいなぁ。(人との繋がりという意味で)何だか人恋しくなる。「酒作りは米作り、米作りは土作り、土作りは人づくりから。」幻の酒米を手に夏子の米作りの奮闘が始まる。夏子はジブリのアニメに出てくる主人公のようだ。気が強く負けん気だけど、芯の強さを支える心が意外に弱いところも見せる。何とかしてあげたくなる、其れも人を動かす魅力だ。益々好きになった。

2015/11/15

としちゃん

酒蔵を継ぐため実家に帰った夏子。天才的な酒の味覚を持ったいるとはいえ、酒造りに関しては素人の夏子にとっては厳しい現実が待ち受けている。酒造りは米づくり、米づくりは土づくり、土づくりは人づくり。幻の古代米を作るための田んぼ作りで、人とのつながりが少しづつできたことで、ようやく酒造りのスタートラインについた。先は長いが、ここからが勝負だ。がんばれー。

2015/07/01

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