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ヒミズ 1 (ヤンマガKC)

ヒミズ 1 (ヤンマガKC)

ヒミズ 1 (ヤンマガKC)

作家
古谷実
出版社
講談社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784063369625
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ヒミズ 1 (ヤンマガKC) / 感想・レビュー

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中玉ケビン砂糖

ドストエフスキーの『罪と罰』に関する講義で、白髪のとても似合うロシア文学者のおじいちゃんが引き合いにだしたのでびっくり。おそらく、「どんなに自分が正しかろうと善行を積んだだろうと、殺人は許されない」という作品に通底しているテーゼに共通了解があったのだろう。どん底の生活に叩き落された青年と、ラスコーリニコフの狂気の思想とに共鳴しあうものははたしてあるのだろうか。すべてが無機的で灰色で生活無能力者の心境を描いてあるのが辛くて、どことなく生理的嫌悪感を覚える。

2014/11/09

袖崎いたる

とても生きることに真剣になっている彼らを、どんどん見失ってしまうことが時間の迷路というやつなのさ。自分が中学生の頃が、あたかも歴史に暗黒時代があるように、いまではまったく見えない。そんな暗がりを照らしたのがこの作品。

2017/12/27

kanon

確実に自分の生きている世界ではない世界の物語。住んでいる世界は同じだけれど、決定的に違う。こうはなりたくないと思って良いのだろうか?(こう考えてしまっている時点で既に思っているのだが)生まれる場所なんてもん子供には選べる訳がないし、なんかやっぱり常人じゃない考え方に至ってしまうのは育ってきた環境が少なからず影響してくるのだと感じた。そういう人たちに向けて、この作品を第三者の目線で読める立場に居る人間はどう対応すれば良いのだろうか?何が正解?

2017/01/11

がりがり君

いずこで文学を読まずにどうやって人生を想像するのだ(アニメか?)と大々的にコピーを打って叩かれた人がいるけど今ならこう言い返せる。漫画があるだろう? 

2016/08/12

yuuuming

気分が暗くなる漫画だった…

2014/09/21

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