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透明なゆりかご(2) (講談社コミックスキス)

透明なゆりかご(2) (講談社コミックスキス)

透明なゆりかご(2) (講談社コミックスキス)

作家
沖田×華
出版社
講談社
発売日
2015-10-13
ISBN
9784063409697
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透明なゆりかご(2) (講談社コミックスキス) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

1巻と同じように心を揺さぶれた。これまであまり考えたことがなかったが、人が生まれることは、これほど大変なことなのだ。人間の命の重みがストレートに伝わってくるので、どうしてもこの作品に惹きつけられてしまう。この巻の中では特に11話の「不機嫌な妊婦」が良かった。看護婦に当たり散らす女性を描くことで、病院の光と影を浮き彫りにしている。命が生まれることと命が失われることの意味を、読者に問いかける内容だ。今度は泣かないないぞと思ってこの巻を読み始めたが、やはり泣いてしまった。

2017/01/31

Die-Go

レンタル。産婦人科でアルバイトとして働く×華。その日常を追う。当たり前に産まれてくるものではないとわかってはいても、これだけ苦難や困難があるのかと思うと、世の母親の皆さんに頭が上がらない。2巻は1巻に比べて少しハッピーエンドが多目だったかな。少し楽に読めた。★★★★☆

2017/02/03

あん

分娩中の妊婦さんの死亡事故、14歳女子中学生の妊娠、出産付添い人、子供が嫌いな准看護師、医療事故で旦那さんが昏睡状態になってしまた妊婦、40代で5人目を妊娠した女性など、どの話も重く読むのか苦しかったです。 きれいごとだけじゃない、幸せなだけじゃない、出産には様々なことがあるのだと教えてくれる作品です。何もしゃべれないのに、こんなに小さいのに、その存在だけで人の命を救うなんて、赤ちゃんはすごいです。男性にも是非読んでもらいたいです。

2016/06/18

桜咲

1巻ほどの苦しさは無かった。2巻の方が救いが多かった気がする。生まれたての赤ちゃんの匂い、思い出す。

2019/03/25

かなっぺ

双子の初産婦さんの死亡事故、不妊治療をし、さらに夫からDVを受けていた妊婦の話、14歳の妊婦など心が揺さぶられた。11話の「不機嫌な妊婦の話」は胸にジーンときた。そして14話の「縁をつなぐ子」のなかの、どうしても子供が出来ない人が子供を養子にもらう場面は、とても切なく感動的だった。

2017/04/17

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