君の黒い羽根 (講談社コミックスフレンド B)
君の黒い羽根 (講談社コミックスフレンド B) / 感想・レビュー
十六夜(いざよい)
天使と悪魔シリーズの悪魔編。人の生死を扱う作品だけにシリアスな内容が多いが、一気に読んでしまえる面白さ。エイズの少年の「なんで僕だけ未来がない」と嘆くシーンは胸が締め付けられるようだった。ラストの悪魔の女の子も、基本的には嫌いなタイプだけど、花屋のお兄さんが本当に好きだったんだね。悪魔主体だけど救いのある話ばかりで良かった。
2015/09/11
さめ
虎ちゃんの前に現れる時は嫌なヤツなのに、実は優しい悪魔だった・・。表紙の女の子は本当の小悪魔だけど、かなりのツンデレちゃんでした・・。
2012/02/25
薫子
悪魔と言えど、その心は優しかったなぁ。宇宙の少年のお話が1番好き。白い羽根でも言ったけど、死が避けられないものとして前提にあるからこそ、そこに至るまでの過程が美しいんだな、と。悪魔の消滅も、哀しい美しさでした。
2014/01/08
そうめん
やさしい悪魔の話。宇宙飛行士を目指す少年の話は特に号泣。
2018/01/02
あつ子🐈⬛
再読。末次作品の魅力のひとつに、美しい台詞回し。「…優しい弱い気持ちは天使にくれてやれ おれたちはいつも強くなければ 泣き顔も美しいが おれたちは誇り高い悪魔なのだ」
感想・レビューをもっと見る