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溺れるナイフ(11) (講談社コミックスフレンド B)

溺れるナイフ(11) (講談社コミックスフレンド B)

溺れるナイフ(11) (講談社コミックスフレンド B)

作家
ジョージ朝倉
出版社
講談社
発売日
2010-11-12
ISBN
9784063417142
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溺れるナイフ(11) (講談社コミックスフレンド B) / 感想・レビュー

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ねこみみ

凄いマンガだな(しみじみ…) この巻は、桜司目線のコウとのお話だった。桜司の母ちゃん凄いな(悪いイミで)桜司がコウに付き従うことになったけど、途中出てきたカナちゃんがキモかった。なんか嫌なのよね、あの子。コウの心情が少しだけ見えた気がした。すごく沢山の本を読んでるんだね。実はかなり頭良いんじゃないかな。

2016/11/08

Romi@いつも心に太陽を!

皆さん仰る通り、昼ドラな展開。。そしてやっとコウちゃんの話が読めた。遠くにいるような、圧倒的な孤独に身を置きながら、夏芽のドラマ予告見た時の素の笑顔や、バイクで一瞬だけ交差した視線、揺らぐ炎の片鱗。ああ、この巻読んだだけでもうコウちゃんに心グラグラです(笑) 弟くんにまですっかりなつかれちゃって。。火祭りの夜、白装束に天狗のお面、火つき棒を振り回すコウちゃんもいまだあの夜に憑かれてるのだろうか。

2012/05/31

ミドリ

私の心は大友に傾いていたけど、この11巻を読んでやっぱりコウちゃんのもとに舞い戻ってしまった。夏芽は大友といたほうが絶対幸せになれると思う。でも、どうしてもコウちゃんと夏芽は惹かれあっちゃう運命なんだと思った。何に関しても無関心なコウちゃんの、夏芽は唯一の存在だと思う。今回は桜司目線で進む、桜司とコウちゃんの物語。これを読んだら、コウちゃんはやっぱりコウちゃんだった。変わってなんかなかった。むしろ大人になってる…!なんだか無性にコウちゃんが愛おしくなってしまった。夏芽、大友、コウちゃん。どうなるんだろう…

2010/11/29

fitty

壮絶な長谷川家を巡る11巻。こんな家にいたら、コウじゃなくたって自我崩壊するわな。舅に犯された母の自殺。産まれた自分。父との関係。長谷川家の絶対的跡継ぎ。相続狙いに転がり込み、全てを追い出そうとする桜司の母。ギリギリを保つコウの中にあるものって何だ?火付け祭りで狂ったように叫ぶコウが痛々しい。しがらみから逃れたい想いと、刹那的で破壊的な言動の乖離。コウの行く先が全く読めないからこそ、痛すぎる15歳。吉田秋生の描く思春期もすごいけど、パワーが圧倒的に違うよ。さすが鬼才ジョージ朝倉。

2014/12/01

豆乳くま

桜太視点。母一人子一人の超マザコンは凄い『女』の母故でそこだけが帰る場所だと信じていた桜太の絶望が痛い。そしてあんなに憎んでいたコウを拠り所とする桜太も対極であるから共鳴したのかも。コウの孤独と背負っているものを桜太が少しでも解ってあげたのが救い。

2014/06/24

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