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餓狼伝 3 (アッパーズKC)

餓狼伝 3 (アッパーズKC)

餓狼伝 3 (アッパーズKC)

作家
夢枕獏
板垣恵介
出版社
講談社
発売日
1999-08-01
ISBN
9784063460346
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餓狼伝 3 (アッパーズKC) / 感想・レビュー

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半木 糺

現代日本において一番「実戦」に近いの「路上でのケンカ」。本巻での丹波と藤巻の闘いはその本質を存分に味わわせてくれる。電柱を利用しての攻撃、相手のジャンバーで動きを封じる、指取り、等々。途中で邪魔が入ったが、紛れもない名勝負である。

みみずばれ

すごく久しぶりに読んだけど、やっぱり面白い。先月たまたま『2000年の桜庭和志』という本を読んだが、かつては「プロレスこそ最強」と信じていたファンが一定数いたらしい。餓狼伝にはその時代の雰囲気が反映されているのだと思う。

2024/01/21

やいとや

前半は丹波対藤巻、後半は北辰館(どうでもいいが、極真館のネーミングパロディではこれが最も秀逸だと個人的に思う)オープントーナメントのメンツ紹介のスタート。まずはプロレスラー長田。出鱈目なタフネスで空手を一蹴していくのが、90年代後半のプロレスラー幻想の在り様を端的に示していて興味深い。ここから総合格闘技の現場に出て来たレスラー達が裏切っていく展開が、どう反映されて行くかが楽しみ。

2024/01/13

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