餓狼伝 10 (アッパーズKC)
餓狼伝 10 (アッパーズKC) / 感想・レビュー
半木 糺
餓狼伝屈指の名勝負である丹波対堤の闘いが始まる。「勝とうとする意欲ですらが邪念」と言い切る堤の姿勢は、本作のキャラクター中でも異色の存在である。
雪待
久我重明が鞍馬彦一に放った技、ゲームでは蜻蛉斬りだったか。あの原理がどうしても分からない。あと松尾館長が回していた万年筆は恐らくモンブランのマイスターシュテックの・・・149かな、何しろ「太い」人だから。壊すのは勿体無い。
2014/03/17
やいとや
何巻ぶりだよ、って感じの主人公丹波文七の出陣。対するは堤城平で、積み上げに積み上げられてきた堤の実力の凄味に丹波は果たして勝てるのか、ってくらいまで後退しているのが面白い。初めての観客入りのリングでのファイトに入場時点で飲まれる、というアマらしい弱さ見せちゃうしさぁ。ここで喝を入れるのが急に現れた梶原、という取って付けた感が素敵。
2024/01/13
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