餓狼伝 21 (イブニングKC)
餓狼伝 21 (イブニングKC) / 感想・レビュー
半木 糺
勝つためにはどんな危険技をも用いる畑の本性が描かれる巻。正直言ってこのキャラクター付けはかなり唐突で、連載当時も面食らった覚えがある。が、あの姫川相手に見せ場を作ったのはすばらしい。そう「古武術」とは真に危険なものなのだ。
2007/12/26
なた5963
畑の本性
2008/01/08
やいとや
駆け引きの末、自身の身体の故障を理解した鞍馬が長田に「敢えてのプロレス」で勝ちを譲る展開が熱い。これまでは「実は強いプロレス」というファンタジーを強烈に打ち出して来ていたが、ここでプロレスのもう一つの顔を入れ込む展開はプロレスラー対決ならでは。事態を収める巽、それを楽しむ松尾象山、と相変わらずこの2人が全部持って行くのも良し。畑の本音は些か唐突で、姫川の強さの説得力の底上げという目的に具された感は強いな。
2024/01/20
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